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マハロ船長の航海日誌2

スコー(平底)船型のクルーザー

ディンギーのスコー(平底)船型は、波の立たない海面でプレーニング性能を容易に発揮しますが、
(画像借用)
バラストを持つクルーザーでは重くてスコー船型の性能を発揮できないのではないかと思ったら、そんなことはない!ちゃんとしたスコー船型のクルーザーがありました!しかも、ミニトランサットで優勝するようなレーサーではなく、れっきとしたコースタルクルーザーとして商品化されていました。Virgin Mojito 650
(画像借用)
(画像借用)

こちらはミニトランサット優勝艇
(画像借用)

私は、50年前(中学生)に、小さな模型のヨットを作って遊んでいたことがあるのですが、段々と熱を帯びてきて、ついに友人と、級友が見守る学校の池で競争することになったのです。単純に追い風の競争なので、私は幅広・超軽量のスコー船型。対する友人は重くて細長い船型。
そして休み時間の対戦。スピードは圧倒的にスコー!
しかし、池の端の風の振れは計算外で、対岸に達する直前に風の振れに沿って横に曲がってあらぬ方向に。友人の重く細長いヨットは直進性に優れていて惰性でそのまま対岸に達したのです。(ちなみに、この後担任に怒られて学校の池でのヨットレースは禁止されたおかげで本物のヨット(A級ディンギー)に乗るようになりました。)
(イメージ写真、画像借用)


こうした船型の特性はサイズが大きくなっても変わらぬものと思います。
この時の屈辱を晴らすには、Virgin Mojito 650で、友人ともう一度対戦するしかないのですが、それは叶わぬ夢でしょうねー(笑)


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コメント一覧

マハロパパ
行燈入道さん
小型ヨットには従来から平底船があり、内湾や湖で良く使用されていましたが、クルーザータイプでこの船型はかなり珍しいです。新素材などの普及で軽量化が進んだためと思われます。
昔の和船ではベカ船という平底船があり、海藻や貝などを採るために使われ小さな帆を揚げて走っていた記録もありますがキールはなくて横流れはしてしまったと思います。
ヨットの船型には、平底からV字型まで多様であり、ヨット乗りでも詳しく理解してない人も多いです。
香港あたりで見かけるジャンク船も平底船でキールがないのですが、性能はとても高かったそうで、西洋の帆船が必ずしも高性能ではなかったというのも面白いと思ってます。
行燈入道
ヨットと言うものは皆 船底が丸くてキールがついて
いるのだと思ってました。平底のヨットもあるんですね。
サーフボードの底にも、フィンと呼ばれるキールの様な
物がついてますしね。底が平らなヨットでもキールがあって
不思議ではありませんね。言ってる事が的ハズレ
でしたら申し訳ございません。
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