Captain Hollywood

風力発電導入。

先日の日曜日、岸壁へ。秘密兵器設置のためです。

秘密兵器とは風力発電機です。
ソーラーは設置済みですが、やはり夜間、曇天時の発電能力が発揮できませんので、それを補完するためもあります。
鉄腕DASHで、縦型風車というのを知ったせいでもあります。
通常、風力発電機といえば、でかい羽を付けたプロペラを回して発電するものですが、これだと一方向からの風しか受けれず風向きの変化に対応できないものでした。
しかし、DASHで取り入れていた縦型風力は、どの方向からの風でも力を発揮できるものでした。

そこで検索すると、すでに汎用製品が出てました。300wの発電能力で3万円ほど。
そこでもっと安いのは無いかとお得意の海外サイトで探しました。
値段は少し安くて3700wの能力というのがあり、思案の末購入。ほんまに3700w?と思いながら。

それが先日のぼかした画像のものでして。

まずは、設置しにいったのですが、設置のための良いサイズのポールがなくて、断念し、ネットで探しましたが、見つかりませんでしたので、これはもう特注しかないか、と舞鶴の工場に頼むために前泊で行ったのでした。

しかし、岸壁であれやこれやと持っているL型ステーでなんとかできる目途が付き特注は止めました。


それで、このようにまずキャビンの屋根に土台部分を設置しました。後は羽を付けて配線を繋ぐだけです。

羽は4枚で、全体はかぼちゃのようになります。風さえ吹いていればどの方向からの風でも発電します。風速2mから発電開始、45mの風まで対応でそれ以上の風には防止回路が働いて発電を止めるように設計されています。

そして12v、3700wという能力ですが、計算すると308Aの電流が流れる計算になります。凄い電力です。しかし、それだけの電流を流すとなるとぶっとい線が必要です。
電圧がいくら高くても、流れる電流が少なければ細い線でも大丈夫なのですが、12vととはいえ、308Aともなるとそうはいきません。
車のバッテリーコード以上の太さの電線が必要ですが、発電機から出ている線をみるとせいぜい20A程度のもの。だとすれば発電能力は20A程度というのが実際でしょう。

まあ、300wあれば十分バッテリーに充電はできます。
本当に3700wならば、クーラーを回せるので良いのですけどね。
でも、それは安定して風が吹いていないとダメですから。
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