去年の8月31日、明石海峡大橋の近くから橋と満月のライブ配信をしてからまもなく、1年。その間、明石海峡大橋のほうへは足が向かなかったので、ちょうど1年という周期になるので、満月の日、19日夕方から夜を狙って(実際は20日のAM3:26が満月)予定していました。
しかし当日、曇り予報が雨になってしまい、ライブ配信を断念。代わりに何か無いかと検討した結果、明石海峡大橋の真下を見学できる施設、プロムナードとやらを見に行くことにしました。
明石海峡大橋建設とともにR2は改良されてR2本線は、地下に。側道が設置されて、そこから明石海峡大橋のアンカーすぐ横にあるPへ。
入り口はそこからぐるっと回りこんだ海側にあります。入場料は大人250円。支払いは現金かペイペイのみ。今時電子マネーやクレジットカードの導入が進んでいないなんて、手数料ケチってる感じ。
そこから8Fまでエレベーターで上がります。そこが橋の下付近。
画像はありませんので、こちらの動画をご覧ください。約55分ほどです。早送りでご覧されれば半分の時間で見れます。^^
ガイド役には、現地付近在住の視聴者の方がサポートしてくださいました。
その方とは、ちょうど1年ほど前に、明石海峡大橋の配信をした時にもご訪問を受けています。
プロムナードのすぐ上は道路で、車の走行音や、振動がモロに体感できました。あれだけひっきりなしに振動を与え続けられて100年持つのでしょうかね?毎日点検はされているでしょうけれど、ボルトの緩みなど1個づつ確認してられない感じです。
明石海峡大橋はご存じの方が多いでしょうけれど、阪神大震災により、1m長く建設されました。当初の測量の結果の橋の長さの計画は3990mでしたが、地震により1m海峡が広がったので、3991mに設計変更されました。それにより主塔間が1990mから1991mになりました。主塔のてっぺん間は、9.3cm、根元付近より離れているので、地球が丸いということがわかります。
ケーブルは細いワイヤーを290本を127本に束ねられていて、アンカーに1本つづ固定されて張力を保っています。
主塔建設のため、ケーソン設置工事から、ほぼ10年間、現場海域付近では禁漁区になっていましたので、禁漁解禁後は、それはもう10年間で大きく成長した根魚がバカ程釣れました。当然、釣り船やゥレジャーボートが大挙殺到し、釣り尽くしてしまい今では大型の根魚は釣れなくなってしまいました。やはり禁漁区、期間を設けるのが資源保護の最適解です。
プロムナードには、床が強化ガラスの部分があり、海面が見えます。そのガラス下には、間の広い細いメッシュがあり、落下防止になっているのですが、万一割れてしまったら、その間が広いので、股間を強打どころか、裂孔するかもしれない感じでした。子供ならすり抜けてしまうかも。
一応怖い人のために、太い丸太の橋状のものが設置されているので、そこを歩けばいい感じです。最初私は、それをベンチみたいなものと思っていましたが。
そこを通り過ぎて辿っていくと、プロムナードの最先端部分からは、点検用通路、管理用道路などが見られます。ちょうど17時ぐらいでしたので、管理車両が通行しているのが見えました。おそらくアンカレイジの中に車の昇降用のエレベーターがあるものと思われます。
元は新幹線を通す計画、鉄道併用橋なのですが、建設費用が莫大になるため道路だけになりました。淡路島の南側の大鳴門橋は、新幹線を通せる構造になっているのですけれど、結果片肺になってしまいました。
プロムナードの一番先は少し広い展望広場風になっていまして、そこにも床がガラスの部分が2か所あります。そこのガラス部分の下には、メッシュはありませんので、割れたらドボン!です。そのため先のガラス部分よりも、気色悪いです。笑
東京タワーやスカイツリーにも同じようなガラスの床がありますね。
橋の下から、海面まで一番高いところで、65m。大型船舶が通れる高さです。
プロムナードにはちょっとした軽食やお土産が販売されています。地元名産のタコカレーや明石焼きもあったかと。
しかし、今は、乱獲によりタコが激減しています。地元産の凧ではない可能性が高いです。
この日は天気が悪かったので、見渡せる景色は今一つでした。
橋のたもとには、橋の博物館もあったのですがあいにく訪問した時間が遅かったので、見られませんでした。