子午線の街、明石へ行ってきました。何年振り?
と言っても、観光をしたことは1回も無く、淡路島へ渡る明石フェリー、のちにタコフェリーの愛称で呼ばれた国道航路を通行したこと。
明石海峡大橋が開通したことによってこのフェリーは廃止されました。
若いころは会社の草野球チームの応援や、別荘地の見学などにフェリーで渡ってました。また現役のころは、瀬戸大橋と鳴門大橋を絡めたツアーを何十回と乗船したことやら。
ですが、明石市内へ行ったことは、明石市役所のベランダと呼ばれる場所へ太刀魚釣りに行ったぐらいで、街中をぶらついたこともありません。
今回、ちょっと明石の天文科学館へ行ってぷらネタリウムを見ようと思いついて行って来ました。
駐車場は科学館を挟んだ道路の反対側にあります。P料金は時間制とHPにはあったのですが、1回いくらでした。入館料、P代ともに現金のみの支払いです。公共施設は、現金のところが多くて現金を持ち歩かない私には不便。入館料はJAFの割引が10%効きますので、団体料金と同じです。当然、明石市民は市民割引も受けられます。
受付で入館料とP代を支払って中へ。するとこの日のプラネタリウムは、小学生向けの内容で実施するとのことで、整理券を渡されました。しかし、入館者は平日ともあって、全く少なくて、整理券が必要だったのか疑問。平日は整理券、なくてもいいのでは?
急遽団体が来ることも想定しているからかも、ですけど。
シゴセンジャーなるキャラクターが。この日までそういうのがあるとは全く知りませんでした。ゴレンジャーの全くのパクリですねぇ。シナのことは言えない感じ。
プラネタリウムの開始時間まで50分ぐらいありましたので、館内の展示を見て時間潰し。時間の概念、原子時計やら江戸の時計などありましたが、小学生もチョロチョロしてましたし画像は撮ってないです。宇宙の大きさなど、時間に関する展示がいっぱいで、一つづつ見ていると、眠くなる感じで、サラリと見て終わりました。
そしてプラネタリウムの開始時間前に。入場。
中は白いドームのスクリーンが。これと同じようなのがUSJにありますね。その昔はバック・トゥ・ザ・フューチャーのアトラクションがこれと似たようなスクリーンでした。
ガラガラです。反対側に小学生が、30人も居たでしょうか。その他一般客が私も入れて10人ぐらい。
これを見ると、眼科の視野検査を思い起こしました。小さな光の点が、明るさの強弱を変えてあちこちに投射され、それを目で追わずに見えた時点で、ボタンを押すという検査。
プラネタリウム上映は50分ほど。色々な星座の見え方や月との位置関係などが小学生にもわかりやすく説明されていました。
またこの座席のリクライニングは、プラネタリウムが見えやすいように、ビジネスクラス並みに倒れます。これなら上を見上げるのが楽です。
プラネタリウム上映中は撮影禁止ですが、上映前に写真を撮ることはOKです。
これはエレベーターの天井です。そこにも子午線が表示されているという。向こうに見えているのは淡路島。もちろん明石海峡大橋も見えます。
これはプラネタリウムを出たところにあるベランダからの景色。山陽電鉄の高架の壁に子午線表示。さらには。
科学館の敷地内にも。
これで一旦、外へ出たのですが、再入場OKということで、この上に展望室があることがわかったので、再度入場してエレベーターで最上階へ上がりました。
明石の街が360度、展望できましたが、ま、何の変哲もない景色。これで夜景など見れたらいいのでしょうけれど、17時で閉館ですから見れないですよねぇ。こういうところがお役所仕事の公共施設。せめて21時ぐらいまでこの展望室だけでも開けるべきでしょう。
360度、見て回ってふと気になった建物。これは一体何?手前の丸いぶぶんにはひらがなで「あかし」と大きな字でありました。
何だろうな?
ということで2時間ほどの滞在でした。