ホルモンバランスとはよく聞かれる言葉ですが、ホンマはなんやねん。
血液中に微量に分泌されるもので、有名なところでは女性ホルモン、男性ホルモンがあげられます。女性では女性特有の月経の調節をし、子供を産み育てるために重要な働きをしています。また男性ではオスの本能でもある子孫を残すために必要な精子を作るという重要なお仕事をしています。また、知られていないところではおしっこの量を調節し、血圧の安定をはか . . . 本文を読む
「寝不足なんですよ」
という子育てママさんに事情も聞かずに
「夜の10時から夜中の2時は成長ホルモンが働いて身体の疲れをとってくれるから早く寝てくださいね」なんてえらそうに言ってしまった自分が恥ずかしくなった。それは理論からすりゃそうだろう。でもね・・・・
ママさんはもうすぐひな祭りで子供のためにお雛様を作ってたら寝るのが遅くなってしまったのだそうだ。きっと我が子の喜ぶ顔を見たくって肩が痛いのや . . . 本文を読む
頭痛に悩まされ、ひどいときには入院までしてしまっていたという患者さん。
それが鍼灸の治療をしたことで薬を全く飲まなくなったほど回復したという。
それから鍼灸の治療を信じるようになり、「先生についてゆくわ」とまで思ってくれたそうです。
鍼灸の治療では普通考えられない場所に鍼をしたりお灸をしたりします。例えばこの方の場合は足の「コンロン」という場所を使いました。
(*コンロン:足の外側のくるぶ . . . 本文を読む
今年は花粉の飛ぶ量がかなり多いとマスコミなどで報道され、花粉症の症状を持つ方々が、戦々恐々としていらっしゃるようです。
昨年は花粉の量が少なかったにもかかわらず、1月から症状がひどく悩んでいた方が、鍼灸&漢方薬のおかげか?今年はまだ花粉の被害にはあっていないそうです。
鍼灸は未病治といって病気を予防する効果がとても高いです。
病は抑えるのではなく、自分の力で治せるといいですね。 . . . 本文を読む
人間は必ず「死ぬ」。
健やかに生きることは誰もが意識するところ。しかし、「死」ということはどうしても目を瞑ってしまっている。でも死は必ずやってくるのである。
先日目にした新聞に鍼灸師の井上氏が語っていた記事。鍼灸師という仕事は「健やかに死ぬ身体をつくること」だと。これに思わず大きくうなずいてしまったのである。
チューブにつながれて苦しみながら死ぬのか、痛むことなくぽっくり死ぬのか?それは個人 . . . 本文を読む
「生活習慣のことですよね」
患者さんがぽつりともらす。
「そうですね、生き方の概念が詰まってますね」
いつも鍼の話だけでなく食べ物のこと、薬のこと、筋肉の使い方、エクササイズのこと、両親の事、子供の事、パートナーのこと、仕事の事、趣味の事ほんとにいろんなことを一緒に考える。最初は表面的な話しかしないのにいつしかとても深い問題へと発展してゆく。わたしもまだまだ人生経験が浅いので、年齢が近い患者 . . . 本文を読む
市販の薬、西洋医学の病院で処方されたお薬を飲むのはちょっと待って!
つらーい、花粉症にインフルエンザ。どうしてもその症状をとめたいために、薬を飲んでしまう気持ち、よくわかります。しかし、その前に自分の中の免疫力を高めて症状を克服する事をお薦めします。
先輩鍼灸師はこういいます。「アトピーにしても花粉症にしてもアレルギーの患者さんの場合、症状が改善するためには飲んでいた薬の年月の2倍は掛かる」と . . . 本文を読む
今日耳にした言葉である。
東洋医学では「低体温」いわゆる「寒」についてはとても重要な症候として捉えられていたが、西洋医学では低体温というのは病気という見方はされていなかった。
それが最近あらゆるところで「低体温が病気の原因になる」といわれ始め、この名前で呼ばれるようになったのだろう。
東洋医学では「寒」の症状に対するものとして「お灸」がある。昔は民間療法としてお寺のお坊さんが治療のために行っ . . . 本文を読む
毎週治療に通われる26歳OLさん。
最初は鍼が苦手で苦痛だったということ。でも最近慣れたのかとてもリラックスして治療を受けられるそうです。リラックスすると身体もゆるみますます鍼が入りやすくなります。うまく入るとこれがまた気持ちいいので、ますますもって心地よくなる。また、彼女は自分でも努力をしてくれていて、指圧して痛かったところを自宅でもせっせとマッサージしてくrているそうで、翌週は必ずといってよ . . . 本文を読む
バリ舞踊を習うOLさん。
1週間前、膝から下の足のむくみがひどく、触るだけでも痛いと言われた。
それが今回は膝から下がすっきりし柔らかくなっている。「どうしたんですか?」って聞いたら、「お風呂で毎日マッサージしたんです」って。「ずいぶん違いますよ」って言ったら「ほんとですか。うれしいな。これからも続けます。」って。
なんだかとてもうれしかった。
主治医は患者本人なのである。 . . . 本文を読む