Yoseiの日々是好日

リコネクティブ・ヒーリング(R)哲学や小宇宙である心と体のこと、日々の出来事などをつづっています。

風邪でしょうか?

2005年08月30日 | 治療日誌
38歳 男性  舌:色紅 特に尖紅  苔:少(乾燥気味) 脈:細数 主訴:2週間ほど前より咳が止まらない。    西洋医学の医者にかかったが、扁桃腺も気管支も特に問題ない。    咽頭・喉頭もはれておらず異常なし。咳止めの薬を処方される。 気になる症状:痰がからむ。        左の足底から指先にかけて時々シビレがある。 痛み:頸の後ろが凝る程度でカラダに特に痛みなし 尿:3~4回/日 色 . . . 本文を読む

舌状態の変化

2005年08月26日 | 治療日誌
胃潰瘍の58歳の女性の治療を始めて2ヶ月になる。治療は10日に1度。 舌色は紅絳、舌の形状は痩舌。脈は沈細、ときに緩。(数脈はみられず) 舌の状態では陰虚内熱、脈の状態では気血両虚のような状態である。 それが、舌に薄苔が見えてきたのだ! 胃の内熱が取れてきたと判断した。 最近は胃のしくしくとした感じや、食べ物が胃の中にあるときのいやな感じが なく、すっきりしてきたという。 心熱もあると思 . . . 本文を読む

膝の痛いおかぁさん

2005年08月25日 | 治療日誌
週2回の太極拳に通う62歳になるおかぁさん、最近、太極拳のポーズをとるのに 膝が痛み出した。 整形外科に行っても「老化現象だから」と処置もされずに困り果てて、鍼灸治療 を試みる。 膝の周りを特に念入りにお灸の施術をした。 すると、翌日には痛みがなくなっていたという。 「ほんとかなぁ」と疑っていたが、「痛みの無い自分の体が何よりの証拠です。」 お灸は自分でも出来るからと勧めると、TVを見な . . . 本文を読む

上腕内側上顆炎のおとうさん

2005年08月24日 | 治療日誌
68歳のお父さんは畑仕事が大好き! 毎日、「俺の野菜は元気かな?」と畑に向かう。 夏は雑草の伸びが早く、草取りしても、しても、しても、しても追いつかない そうだ。それでも、少しずつ、手入れをする。炎天下、蚊に刺されながら、毎日 毎日・・・。ご苦労な事である。 そのおとうさん、右の肘の内側が痛くてたまらない。顔を洗うのさえ不自由。 整形外科に通っても一向に痛みが取れない。車の運転中、冷房があた . . . 本文を読む

虚心坦懐

2005年08月22日 | 治療日誌
先入観、雑念にとらわれて患者さんを診てしまうことがある。そういうときは、治療 効果も上がらず、自分自身とても疲れてしまう。 患者さんは痛みや不快な症状をかかえているので、神経質になったり、興奮状態、 鬱状態、怒りや恨みを持ったりと、さまざまな状態にある。治療院に入って来るなり、凄味のある患者さんもいる。 先日、肺に疾患を持つ女性が治療に見えた。彼女は周りを威嚇したような態度で、 施術者をにらみ . . . 本文を読む

好きこそものの上手なれ

2005年08月21日 | 治療日誌
そんな言葉がございます。 好きなことは熱中するからすぐに上達しますね。 趣味はもちろん、お料理、お掃除、仕事、そして生き方など全ての事がこれに 当てはまるのではないだろうか? 小さい頃、強いられてする勉強は嫌いだし、成績があがらないかった記憶がある。 でも、好きな勉強は強いられなくてもおのずと勉強するから成績がいい。 さて、私のお仕事、鍼灸、あんま指圧マッサージの施術はまさに手技療法で、 . . . 本文を読む

脳血管性パーキンソン症候群のおばぁちゃん

2005年08月19日 | 治療日誌
左腕の振戦がひどく、夏になると冷房で身体がいうことをきかなくなると来院。 パーキンソン病ではなく「パーキンソン症候群」で「脳血管性」と診断された おばぁちゃんは、90歳でもどこも痛みがなく元気に生きている人がいるのに、 わたしは痛いとこだらけで、身体が不自由、でもまだ79歳なの。どうして、 そんな元気なお年寄りでいられるのかうらやましいと嘆く。 左の上腕三頭筋が硬結している。頸部もちょっと触る . . . 本文を読む

心優しきM先生

2005年08月17日 | 治療日誌
週に2度ほど通う94歳のおばあちゃんは、着替えはもちろんのことベットから起き 上がるのも一苦労。一人ではとてもできない状況、もちろんお手洗いも不自由なの である。 こんなときにM先生は、おばあちゃんのお世話係になる。 靴下をはかせたり、トイレの付き添いまで。 「本当にこんなことまでしてもらってありがたいことだねぇ。すきじゃなきゃできないよ。」とおばあちゃんはとても満足げだ。 施術だけではな . . . 本文を読む

「若い頃はあたしもおしゃれさんだったのよー」

2005年08月17日 | 治療日誌
94歳のおばあちゃんは腰が言うことを聞いてくれなくなっての来院。 お灸の熱さにも鍼の刺激も苦手なおばあちゃん。それでも何とか我慢して 施術を受ける。施術後は「杖のほうが言うことを聞かなくなった」というほど 足腰がしっかりしている。 施術後、ベットに腰掛けて必ず髪の毛をとかす。 「これでもね、あたしも若い頃はおしゃれさんだったのよ」かわいい おばあちゃんである。 . . . 本文を読む

M先生の施術後経過

2005年08月12日 | 治療日誌
先日の体液調節療法を受けたM先生、大量の宿便後、通常なら生理前に 頭痛の予兆があるのに、今回はまったくないとのこと。 こんな快適な人生はないと幸せそうです。 この後も定期的に治療は必要と思われる。 やはり、メンテナンスは重要です。 . . . 本文を読む