38歳 男性
舌:色紅 特に尖紅 苔:少(乾燥気味)
脈:細数
主訴:2週間ほど前より咳が止まらない。
西洋医学の医者にかかったが、扁桃腺も気管支も特に問題ない。
咽頭・喉頭もはれておらず異常なし。咳止めの薬を処方される。
気になる症状:痰がからむ。
左の足底から指先にかけて時々シビレがある。
痛み:頸の後ろが凝る程度でカラダに特に痛みなし
尿:3~4回/日 色 . . . 本文を読む
胃潰瘍の58歳の女性の治療を始めて2ヶ月になる。治療は10日に1度。
舌色は紅絳、舌の形状は痩舌。脈は沈細、ときに緩。(数脈はみられず)
舌の状態では陰虚内熱、脈の状態では気血両虚のような状態である。
それが、舌に薄苔が見えてきたのだ!
胃の内熱が取れてきたと判断した。
最近は胃のしくしくとした感じや、食べ物が胃の中にあるときのいやな感じが
なく、すっきりしてきたという。
心熱もあると思 . . . 本文を読む
週2回の太極拳に通う62歳になるおかぁさん、最近、太極拳のポーズをとるのに
膝が痛み出した。
整形外科に行っても「老化現象だから」と処置もされずに困り果てて、鍼灸治療
を試みる。
膝の周りを特に念入りにお灸の施術をした。
すると、翌日には痛みがなくなっていたという。
「ほんとかなぁ」と疑っていたが、「痛みの無い自分の体が何よりの証拠です。」
お灸は自分でも出来るからと勧めると、TVを見な . . . 本文を読む
68歳のお父さんは畑仕事が大好き!
毎日、「俺の野菜は元気かな?」と畑に向かう。
夏は雑草の伸びが早く、草取りしても、しても、しても、しても追いつかない
そうだ。それでも、少しずつ、手入れをする。炎天下、蚊に刺されながら、毎日
毎日・・・。ご苦労な事である。
そのおとうさん、右の肘の内側が痛くてたまらない。顔を洗うのさえ不自由。
整形外科に通っても一向に痛みが取れない。車の運転中、冷房があた . . . 本文を読む
先入観、雑念にとらわれて患者さんを診てしまうことがある。そういうときは、治療
効果も上がらず、自分自身とても疲れてしまう。
患者さんは痛みや不快な症状をかかえているので、神経質になったり、興奮状態、
鬱状態、怒りや恨みを持ったりと、さまざまな状態にある。治療院に入って来るなり、凄味のある患者さんもいる。
先日、肺に疾患を持つ女性が治療に見えた。彼女は周りを威嚇したような態度で、
施術者をにらみ . . . 本文を読む
そんな言葉がございます。
好きなことは熱中するからすぐに上達しますね。
趣味はもちろん、お料理、お掃除、仕事、そして生き方など全ての事がこれに
当てはまるのではないだろうか?
小さい頃、強いられてする勉強は嫌いだし、成績があがらないかった記憶がある。
でも、好きな勉強は強いられなくてもおのずと勉強するから成績がいい。
さて、私のお仕事、鍼灸、あんま指圧マッサージの施術はまさに手技療法で、 . . . 本文を読む
左腕の振戦がひどく、夏になると冷房で身体がいうことをきかなくなると来院。
パーキンソン病ではなく「パーキンソン症候群」で「脳血管性」と診断された
おばぁちゃんは、90歳でもどこも痛みがなく元気に生きている人がいるのに、
わたしは痛いとこだらけで、身体が不自由、でもまだ79歳なの。どうして、
そんな元気なお年寄りでいられるのかうらやましいと嘆く。
左の上腕三頭筋が硬結している。頸部もちょっと触る . . . 本文を読む
週に2度ほど通う94歳のおばあちゃんは、着替えはもちろんのことベットから起き
上がるのも一苦労。一人ではとてもできない状況、もちろんお手洗いも不自由なの
である。
こんなときにM先生は、おばあちゃんのお世話係になる。
靴下をはかせたり、トイレの付き添いまで。
「本当にこんなことまでしてもらってありがたいことだねぇ。すきじゃなきゃできないよ。」とおばあちゃんはとても満足げだ。
施術だけではな . . . 本文を読む
94歳のおばあちゃんは腰が言うことを聞いてくれなくなっての来院。
お灸の熱さにも鍼の刺激も苦手なおばあちゃん。それでも何とか我慢して
施術を受ける。施術後は「杖のほうが言うことを聞かなくなった」というほど
足腰がしっかりしている。
施術後、ベットに腰掛けて必ず髪の毛をとかす。
「これでもね、あたしも若い頃はおしゃれさんだったのよ」かわいい
おばあちゃんである。 . . . 本文を読む
先日の体液調節療法を受けたM先生、大量の宿便後、通常なら生理前に
頭痛の予兆があるのに、今回はまったくないとのこと。
こんな快適な人生はないと幸せそうです。
この後も定期的に治療は必要と思われる。
やはり、メンテナンスは重要です。 . . . 本文を読む