Yoseiの日々是好日

リコネクティブ・ヒーリング(R)哲学や小宇宙である心と体のこと、日々の出来事などをつづっています。

中国うるるん研修記@南陽 渡航目的編

2006年09月26日 | 日々の出来事
今回の目的は、私たちの尊敬する「李世珍」先生の ふるさとである南陽に針灸の真髄を学ぶためでした。 2002年に来日され体調が悪いにもかかわらず40日間にも及ぶ研修をして いただき、その後も亡くなる直前まで患者さんに針を刺し、針灸に一生を注いだ 「李世珍」先生。   「医療に国境はない。」「わたしの持つ全てのものを包み隠さず伝える。」と おっしゃってくれた世珍先生のお墓参りをし、「李氏針灸の志を . . . 本文を読む

中国うるるん研修記@南陽

2006年09月24日 | 日々の出来事
你好(ニイハオ)! 本日無事帰国しました。 1ヶ月くらい滞在したほど内容の濃い時間を過ごして参りました。 今回はHPにて「中国うるるん研修記@南陽」を公開予定です。 @臨床現場編 @症例編 @食文化編 @生活編(トイレ考察) などなどを考えておりますので、またよろしくお願いします! . . . 本文を読む

【お休みのお知らせ】中国研修のためお休みします

2006年09月16日 | 治療日誌
来る9月17日(日)~24日(日)まで中国は河南省にある「南陽市」 に中医学の鍼灸を学びに行ってきます。 渡航期間中、ブログはお休みしま~す。 さて、このたび研修に行く「南陽」というところは、北京から飛行機で2時間、 電車では18時間かかるというところに位置する古き良き(良く言えば)、 中国だそうです。 数千年の間、大郡の都としての誉れを受けていたところで、漢方医の理論の基礎 を作った「張仲 . . . 本文を読む

杖をつかなくても歩けるようになった!

2006年09月14日 | 治療日誌
84歳のおばあちゃん。 めまいがひどく、外出もままならない。杖をつきながら近所にでかけるのが やっとの生活だった。特に左膝が痛み、階段の上り下りがつらい。 今回は娘さんの紹介により来院。 舌:淡白 列紋 苔:中央厚白苔 脈:沈弱 特に左尺部 体型:白ぽちゃ その他症状:顔にむくみ、左膝下静脈瘤、15年前に膀胱下垂のため手術       夜中のトイレの回数 3~4回、不整脈、難聴、便秘 4回目の . . . 本文を読む

父の手料理

2006年09月13日 | 日々の出来事
母が不在のお昼ご飯にいつも「たまごかけご飯」が定番だった父。 ある日、お昼ごろ父が「おいしくなさそうなおかず」を食べている。 父「お昼食べるか?」 私「・・・いやっ、いいや(あまりおいしそうじゃないし)・・・」 父「・・・」 母が帰宅してからわかったことだが、実はそれは「父の手料理」だった。 「納豆とたまごのいためもの」(あっ、たまごは使うんだ) う~~ん、「食べておけばよかったかな?(今後 . . . 本文を読む

「わたし、鍼灸師目指します!」

2006年09月12日 | 治療日誌
いわゆる「ニート」の女性です。 「人生燃え尽きてしまった。」とまだ30歳を目の前にして語る女性は、この 先の目標がなくどうしたらいいものかと悩んでいたときに体調を崩し、鍼灸 を受けにやってきました。 「こんなにも症状が改善し身体が変化する東洋医学の理論に興味を持ちました。」 とおっしゃるので、「黄帝大経」という東洋医学の古典のまんが本をお貸ししました。 すると、おもしろくてたまらないと。しばら . . . 本文を読む

「鍼がこんなに効くとは思ってなかった」

2006年09月08日 | 治療日誌
60代女性。4ヶ月前から左肩が痛み夜も眠れず腕の置き場にも困るほど。整形外科 に行って神経ブロック注射や痛み止めの処方をされるが、全く効果なし。困った挙句に 紹介されて「鍼こわいんですけど」と言いながら受診された。 舌:淡白 列紋 苔:薄白 脈:沈 体型:痩せ型、なで肩 左肩の動き:外転90度以下で上腕二等筋長頭付着部に痛み、結帯不可 他症状:特にナシ 「鍼が怖い」ということですが、最初から有 . . . 本文を読む