83歳の日本舞踊家のおばあちゃんはとてもお話好き。
今日は日本の歴史について教えてもらった。
「戦時中、日本は今の北朝鮮と同じだった」と。自分の意思では生きられなかった。男子は徴兵制度で軍隊に、女子は工員にと借り出されてしまったそうだ。そして、小さいときは親のため、大人になったら天皇のために自らをささげるのが普通の考え方だったそうだ。また、人身売買も普通に行われていたそうで、何も今に始まった事 . . . 本文を読む
裁判官を定年退職し、その後、知的障害者の方たちに陶芸を教えているおじいちゃん。
なんと、自宅マンションに「釜」があるという。
最近、めまいがひどくてふらふらするということで治療に。陶芸をやっているせいか、どうしても手先からの冷えが強い。また、既往歴として胃がん、大腸がんでOpeをしているため腹部に何箇所もの瘢痕がある。それだけの大きな傷のため血流も悪くなるだろう。腹部の芯が冷えている。もちろん . . . 本文を読む
最近、勉強会に参加すると西洋医学のドクターさんの参加が多くみられる。
先日も勉強会で内科のドクターと一緒のグループで、「漢方」の勉強をされているので東洋医学に興味があるということだった。西洋医学とは考え方が違うので勉強会の内容を理解するのに考え方を変えるのが難しいといっていた。しかし、好奇心旺盛でなんでも吸収しようという意欲が感じられた。とてもいい刺激だ。
さて、糖尿病の外科医さん、2月中旬か . . . 本文を読む
「早く注射してくださーい」
「はい。じゃぁお注射しましょうね」
(注射じゃないっつーの)
と、鍼治療大好きの7歳の坊や。今日は花粉症の治療にやってきました。切皮(ほんの薄皮一枚)程度鍼をうったのです。すると、歯の抜けたあんぱんまんのような顔が思いっきり笑顔になったのです。もう、あまりのかわゆさに抱きしめてちゅーしたくなってしまいました。
子供さんへの鍼の治療は大人の刺激よりもごくごく軽いもの . . . 本文を読む
春になると出回る草もちのの草は実は「よもぎ」なんですよ。ご存知でした?
もぐさの原料でもアル「よもぎ」ですが、実はこんな効果もあるとか。
●糖尿病の「糖」を抑える
●冷え症改善
●かゆみ、虫刺され
●水虫
その他、高血圧、動脈硬化、肝臓病、胃腸病、下痢、頭痛、リウマチ、貧血、解熱のも効果があるそうです。
*「一条ふみさんの自分で治す草と野菜の常備薬」より
自宅でお灸をお願いするとたいていの . . . 本文を読む
とても2人のお子さんがいるようには見えないかわいい人です。
子供ちゃんをだっこし、も、一人と手をつなぎがっつり買い物袋を持つ。
腕と腰がぱんぱんで悲鳴をあげていた。
「そんなに細いのにどこから力がでるんですか?」
「結構ね、できちゃうものなんですよー。」
華奢な身体からは想像できない。「母は強し」なのである。
街中でみかけるベビーカーもひょいっと持ち上げて電車に乗ったり、階段まで昇るママ . . . 本文を読む
先日、このブログの【Q&A】コーナーで「水虫は鍼灸の適応ではない」としてしまいましたが、文献によると「お灸の適応」とありました。
爪にまで侵食している水虫の場合、薬ではなかなか完全に治らないそうですが、この爪にまで侵食した水虫には「焦焼灸」がいいそうです。
この文献によると、灸師が実際に自分の水虫を治したことが書かれてありました。
2週間で2日おきに幹部の爪に爪が茶色になるまで「焦焼灸」をした . . . 本文を読む
とても83歳には思えない身体つきである。シワの具合、肌のつや、背筋の伸び、筋肉のしなやかさ。
日本舞踊でまだ現役で舞台に立つ江戸っ子のおばあちゃん。「わたし、社交ダンスも踊るのよ。チャチャもマンボもラテンだってまだまだいけるのよ。」今回は3年ぶりに治療しにいらっしゃいました。「腕の筋がねー、痛いんだよ。こう、なんだか曲げるとね、旨く曲がらないんだよねー。」ってちょっとハスキー(←よく言えば)ボイ . . . 本文を読む
おばあちゃんの病歴を聞いてみた。
過去に1度だけ、大病をして入院した事があるそうだ。60歳の時、風邪で薬を飲んだら「薬負けして入院した」そうだ。まさに「薬害」である。それ以外は全く持って元気!だそうです。
先日、知人がアレルギー症状改善のために1年間服用していた薬で改善が見られず、それ以上の強い薬を使用するために入院したという。おかしな話のような気がする。
最近、医師、薬剤師の間でも「薬は飲 . . . 本文を読む