その1のつづきです。
こちらはヒゲクジラのヒゲ各種。
ヒゲクジラは水をがぶ飲みし
これでプランクトンやオキアミなどをこしとって
食べます。
なおヒゲに触ることもできます。
割とゴワゴワしてました。
このヒゲはケラチンで出来てるそうです。
(ケラチンは爪やエビ・カニの殻の成分)
今回は体感型の展示が豊富。
ヒゲだけでなく、シロナガスクジラの骨にも
触ることができました。
触覚だけでなく、嗅覚で楽しめる展示も。
マッコウクジラの腸内でごくまれに出来る香油、
「龍涎香(りゅうぜんこう)」。
ペルシャ帝国の皇帝にも献じられた
その香りをお楽しみいただけます。
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スナメリの「バブリング」を再現した装置
スイッチを押すと模型のスナメリの口から
リング状の輪が出る様子を観察できます。
こちらのムービーからご覧いただけます。
これはクジラジラミ。
クジラの表皮に「無数に」寄生してるそうです。
…キモい
クジラのつぎはアシカやアザラシのなかま、
「脚類」の展示です。
ところでアシカとアザラシの見わけかたってご存知ですか?
アシカには耳があり、アザラシには耳がありません。
アシカは4本足で歩けますが、アザラシは這って進みます。
で、これはアシカ科のトド。
これはミナミゾウアザラシのメス。
血液中に大量の酸素を蓄えることで
長時間の潜水が可能。
アザラシ科の中では最大、だそうですが
このはく製はそれほどデカくありません。
しかし!
合わせて展示されてるオスの骨格標本は
ご覧の通り、見上げるようなデカさ。
セイウチはアザラシとアシカの特徴を併せ持ちます。
アザラシのように耳がなく、
アシカのように4本脚で歩きます。
牙が怖いですがつぶらな瞳がかわいいです。
首周りの皮膚のたるみはオス同士の闘いや
天敵に襲われた時に体の内部を守るそうです。
その天敵とは・・・
こいつ!
「陸のなかまたち」にひき続いての登場、
ホッキョクグマです。
あいかわらずのデカさ。
しかしセイウチもホッキョクグマも、
凍った北極の海を生活の場にしているので
ともに最大の天敵は「温暖化」です。
ラッコはヒレがないのに海で生活している
変わり者。
ラッコのお腹の毛は保温のため、
哺乳類のなかでもっとも密度が高いそうです。
最後は、絶滅が危惧される種の展示。
画像はガンジスカワイルカ。
視界の悪い環境で生活しているため
目は退化し明るさを感じる程度。
同じく淡水に住むイルカだった
ヨウスコウカワイルカは既に絶滅してしまったそうです・・・
さて、ここまでが展覧会のご紹介ですが、常設展にも「海のなかまたち」はいます。
そのなかで、今回は1階の展示をご紹介。
哺乳類以外のなかまたちとのかかわり、
・・・つまり食ったり食われたりのシビアな世界を
ご覧ください。
ちなみに上方に見えてるのはレストランの窓。
食事しながら展示室の様子を見られます。
これはダイオウイカのホルマリン漬け。
なかなかグロいです。
おもしろいのはこちらの展示。
ヒゲクジラのアゴの骨の動きをシミュレートしたもの。
冒頭でクジラは大口開けて水をガブ飲みして
海水中のプランクトンを食べる、ということを書きましたが
どのように口を開けるのかよく解ります。
作動している様子を撮影してきましたので
よろしければこちらの動画をご覧ください。
このほかにも、地下2階に古代の水棲動物の骨格標本が多数展示されています。
常設も見どころ多数ですので是非時間がありましたらあちこち回ってみてはいかがでしょうか。
最期までお読み頂きましてありがとうございました。
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ヒゲクジラは水をがぶ飲みし
これでプランクトンやオキアミなどをこしとって
食べます。
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割とゴワゴワしてました。
このヒゲはケラチンで出来てるそうです。
(ケラチンは爪やエビ・カニの殻の成分)
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今回は体感型の展示が豊富。
ヒゲだけでなく、シロナガスクジラの骨にも
触ることができました。
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触覚だけでなく、嗅覚で楽しめる展示も。
マッコウクジラの腸内でごくまれに出来る香油、
「龍涎香(りゅうぜんこう)」。
ペルシャ帝国の皇帝にも献じられた
その香りをお楽しみいただけます。
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スナメリの「バブリング」を再現した装置
スイッチを押すと模型のスナメリの口から
リング状の輪が出る様子を観察できます。
こちらのムービーからご覧いただけます。
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これはクジラジラミ。
クジラの表皮に「無数に」寄生してるそうです。
…キモい
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クジラのつぎはアシカやアザラシのなかま、
「脚類」の展示です。
ところでアシカとアザラシの見わけかたってご存知ですか?
アシカには耳があり、アザラシには耳がありません。
アシカは4本足で歩けますが、アザラシは這って進みます。
で、これはアシカ科のトド。
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これはミナミゾウアザラシのメス。
血液中に大量の酸素を蓄えることで
長時間の潜水が可能。
アザラシ科の中では最大、だそうですが
このはく製はそれほどデカくありません。
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しかし!
合わせて展示されてるオスの骨格標本は
ご覧の通り、見上げるようなデカさ。
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セイウチはアザラシとアシカの特徴を併せ持ちます。
アザラシのように耳がなく、
アシカのように4本脚で歩きます。
牙が怖いですがつぶらな瞳がかわいいです。
首周りの皮膚のたるみはオス同士の闘いや
天敵に襲われた時に体の内部を守るそうです。
その天敵とは・・・
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こいつ!
「陸のなかまたち」にひき続いての登場、
ホッキョクグマです。
あいかわらずのデカさ。
しかしセイウチもホッキョクグマも、
凍った北極の海を生活の場にしているので
ともに最大の天敵は「温暖化」です。
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ラッコはヒレがないのに海で生活している
変わり者。
ラッコのお腹の毛は保温のため、
哺乳類のなかでもっとも密度が高いそうです。
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画像はガンジスカワイルカ。
視界の悪い環境で生活しているため
目は退化し明るさを感じる程度。
同じく淡水に住むイルカだった
ヨウスコウカワイルカは既に絶滅してしまったそうです・・・
さて、ここまでが展覧会のご紹介ですが、常設展にも「海のなかまたち」はいます。
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そのなかで、今回は1階の展示をご紹介。
哺乳類以外のなかまたちとのかかわり、
・・・つまり食ったり食われたりのシビアな世界を
ご覧ください。
ちなみに上方に見えてるのはレストランの窓。
食事しながら展示室の様子を見られます。
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これはダイオウイカのホルマリン漬け。
なかなかグロいです。
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おもしろいのはこちらの展示。
ヒゲクジラのアゴの骨の動きをシミュレートしたもの。
冒頭でクジラは大口開けて水をガブ飲みして
海水中のプランクトンを食べる、ということを書きましたが
どのように口を開けるのかよく解ります。
作動している様子を撮影してきましたので
よろしければこちらの動画をご覧ください。
このほかにも、地下2階に古代の水棲動物の骨格標本が多数展示されています。
常設も見どころ多数ですので是非時間がありましたらあちこち回ってみてはいかがでしょうか。
最期までお読み頂きましてありがとうございました。
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