C E L L O L O G U E +

ようこそ、チェロローグ + へ!
いつまでたっても初心者のモノローグ
音楽や身の回りを気ままに綴っています

ジョウビタキの訪れ

2020年11月04日 | ぼくの博物誌
アメリカ大統領選挙の開票が始まりました。今後の日本や世界情勢に大きな影響を与える出来事になるでしょうが、そんな人間の世界のことにはお構いなく季節は進んでいます。
先週からジョウビタキが姿を見せています。この野鳥の声を聞くと秋も深まり、冬もまじかと感じます。

ジョウビタキは、我が家の周りの木やアンテナに止まってでヒッヒッ、カタカタと尾を震わせながら啼いています。また来たよという挨拶代わりなのでしょうか。声からすると今年も元気がよさそうです。
などと考えながら、ふと、同じ個体だろうかと疑問に思いました。


毎年、同じ頃にやって来る鳥ですが、去年と同じ子なのか、全然違う子なのか。同じ子としても、なぜ同じ場所に来られるのか、どうして分かるのか。そもそも、どのように渡りのタイミングを感知しているのか。私には謎ばかりです。

鳥には社会がない、年金がない。会社も定年もない。どんな人生なのだろう。孤独に縄張りを守るだけの人生なのだろうか。老後はどうするのだろう。ただただ歌って暮らしているだけではないだろうに。これは楽隠居の余計な心配(笑)。

野鳥たちの声は、時には癒しになりますが、澄んだ空気を震わす声を聞いているとしみじみと寂しさを感じるときがあります。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。