好きでも嫌いでもない

精神科医で作家でもある人が、こんなようなことを書いていた。

子どもは「好きか嫌いか」しかないが、大人になると「好きでも嫌いでもない」という場合があるということを理解するようになるものだと。
「好きだけど嫌い」もアリだと。


「嫌いだけど好きな部分もある」と気づけると、もっと人生を楽に生きていけるのではないか、ふとそんなことを考えた。


好きでも嫌いでもない人たちというのはドラマの中の無名の通行人みたいな存在かというとそうでもない。
そういう人たちとのつながりこそが日常を形成しているのであるし、ある日突然、人生に大きな意味をもたらすことだってある。