Eの姪っ子ちゃんたちは、クリスマスにたくさんのプレゼントをもらっていた。
なにせ、行く先々の家のクリスマスツリーの下に、子どもたちのためにプレゼントが用意してあるのだから。
子供の頃、お正月に親戚からお年玉をたくさんもらうのと似ている気がした。
クリスマスパーティーでは、さっそく子どもたちはプレゼントのオモチャで遊び始めたのだけれど、その様子を見ていて、ある異変に気がついた。
彼女たちが持っている人形に髪の毛がぜんぜんないのである。
ドレスを着せ替えるように、ヘアウィッグも着せ替えするのかなあ?
そんな疑問が私の頭のなかをグルグルしていることを鋭く察したEの弟Gが、子どもたちの持っている人形を全部見せてくれて、欧州の子ども人形には髪がないのだと教えてくれた。
肌の色は様々でも、どの子もつるっぱげ。
ちょっと怖い。
Eが日本人の赤ちゃんを見て、「髪がボーボー生えてるー(笑)」とビックリ喜んでいた理由がわかった。
2歳くらいまで髪がほとんど生えていないのは、普通なのだという。
だから赤ちゃん人形も坊主頭なのか。
欧米人の髪の毛はすごく細いせいからか、他人の髪の毛が洗面台に落ちていたり、ブラシにからみついていても、嫌悪感が少ない。
伸びる速さも遅いようで、ママはショートボブくらいの長さであるけれど、年に2回しかヘアサロンにいく必要を感じないという。
実際、Eも夏と比べてあまり長さが変わっていないように見える。
彼らは髪が細いかわりに、本数は私たちより多いらしい。
髪を切りすぎてしまって後悔することになっても、すぐに伸びるからいいか、と思えるのはいいことだなと思う。
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