「バレーが好きだから」

ふくふくの学校でも仮入部が始まりました。
ふくふくはバレー部にすることに決めたようです。

思えば・・・私の考えで２年間習っていたバレーを辞めて１年。
（辞めた時のことは「バレー」の記事を見てね」
辞める時「ふくふくの芽を摘む」と言われたことが
ずっと心に引っかかっていました。

最初は辞めることに難色を示していたふくふくも
「あのまま続けてたら、きっとパンクしてた」
「友達とたくさん遊べるようになってよかった」
「今はバレーを辞めて本当によかったと思う」
と言ってくれたのが、せめてもの救いでした。

バレーから離れていた去年１年、時々
「部活は何にするの？」
と言う話題になりました。
でも、ふくふくは
「どうしようかな・・・」
と言う感じてした。

原因の１つに、一緒のチームだったＡちゃんと言う子を嫌いと
言うのがあったようですが、そのＡちゃんはいい指導者のいる
公立中学校に入学するため、家族で引越しをしてしまいました（！）。
それを知り、気持ちが決まったようです。

仮入部前の見学には、なんとバレーのチームの６人にも
満たない人数しか見学に来なかったんだとか・・・
それからは、一緒にバレーをやっていた子と二人、
スカウト活動に精を出したようです。

夫に
「６人いないとバレーできないから、他の部活がいいんじゃない？」
とからかわれても
「いいの！バレーが好きだから！！」
と切り替えしていました。

バレーが好きだから

バレーを習っていた時には聞いたことがない言葉でした。
久しぶりにやった本格的な練習がすごく楽しかったそうです。
機械的にバレーを習っていた小学校の時とは明らかに違う
ふくふくの姿をそこに見た気がしました。

１年のブランクは決して無駄ではなかった。
そう思うことにしました。
ええ、親のエゴを都合のいいように肯定してます。

ふくふくの芽は決して摘まれたわけではなく
冷暗所で少ししおれてしまったかもしれないけど
また日差しの下でぐんぐん伸びる日を待っていただけ・・

いやいや、もしかしたらふくふくは暗発芽種で、
小学校の時はまだ芽も出ていない、できたばかりの種だったのかも・・・
そして暗いところに置いておいて、やっと出た芽は
これからは光の下で大きく育つのかもね。

あ、これのほうがいいね！！
そう考えると、１年のブランクはなくてはならないものに
思えてくるから不思議です。自分で考えてうっとりしてます・・・

今は、１年生が６人以上バレー部に入ることを
陰ながら祈ってます。部活のいいところは
親は「陰ながら」でいいってことだよね！！
スポ少だったらポスター作って貼ったり、イベント開いたり、
親も大変だったよ・・・