ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

とても悲しい出来事

2018年08月08日 | いろいろ

大切な友人のMちゃんが亡くなりました。

数年前より病を得、

一時は順調に回復しているかに思えたのですが

2年ほど前、治癒が難しいことを知りました。

 

それでも、

病気がゆっくりと進行し

医療の発達で次から次へ新しい薬ができたり

新しい治療法が開発されて

それらがMちゃんの病気をやっつけ

一緒におばあさんになることを願っていました。

 

でも、願いは叶いませんでした。

Mちゃんの顔を見るまでは、

なんだか本当の話にはおもえなかったけど

守り刀を胸に横たわるMちゃんを見たら

人目もはばからす泣き崩れてしまいました。

 

お通夜・告別式が終わるまで

何度も涙が流れました。

とにかく号泣だけはさけようと

歯を食いしばりました。

 

お通夜のお坊さんのお話は長すぎました。

みんなで不満を言いました。

でもその中で

「人の幸せは心の中にある。

Mさんの生涯は短かかったかもしれないが

ご家族の愛にあふれ、幸せな人生であったのではないか」

と言うようなことをお話されていました。

早くに亡くなった方みんなに言っているのかもしれません。

でも、とても仲良しなMちゃん家族のことを思うと

お坊さんの言う通りだなと思っていました。

 

友だちのTちゃんとは戒名について文句を言いました。

お坊さんはMちゃんの美徳を「耐えて忍ぶ」みたいなことを言って

そんな文字の戒名を付けました。

だけど!

もっと穏やかでのほほんとしてふわふわした戒名を付けて欲しかったよ!!

まさか、自分が戒名について意見を言う日が来るとは思いませんでした。

 

Mちゃんの死は、私たち友人にとって

悲しくて辛くて受け入れ難い物でした。

今こうして書いていても、涙が浮かびます。

 

私ですらこんなに悲しいのに

残されたご家族のことを思うと、やり切れません。

でも、お子さん方は明るく

「またお母さんの話を聞きたい!」

と言っていました。

泣いてばかりの私たちを、勇気づける笑顔でした。

 

今回の悲しい出来事で

連絡が途絶えていた友人何人かと、連絡を取ることができました。

そして思いました。

いつか、とか、そのうち、とか言ってる年でなくなったんだな、と。

「そのうち会いたいね」

なんて言ったまま何年も過ぎてしまうこともよくあります。

本当に本当に会いたいのに、会えずに日々だけが過ぎてしまいます。

Mちゃんが亡くなって、学んだことの一つです。

いつも悲しいことは猫が癒してくれますが

今回の悲しみは猫では到底追いつきません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (ぽぽんがぽんきち)
2018-08-21 11:47:52
友達を亡くす・・・つらかったね。
この年になると、そういうことも起こりえるんだよね。

うまくいえないけれど、
chabonosukeさんたちに明るい顔を見せられるようなお子さんたちを育て、お別れをしたMさんは立派だと思いました。

いつまでも忘れず、時々思い出話をするのが一番の供養だと思います。

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Unknown (chabonosuke)
2018-08-24 10:37:03
そういう年になったんだとは思うけど
悲しすぎるので、ぽんきちさんは長生きしてね。

そして、お子さん方はとても悲しんでいたんだけど
私たち友人に対する心使いもあったり
社会人の長男の方は、お父さんに負けない位
弔問客の間を回ってお礼を述べてたり…
とても素晴らしかったです。

去年の義父のお葬式は、義父が数えで90のこともあり
誰も涙を流さず、お疲れ様の気持ちしかなかったんだけど
そういうほうが断然いいね。
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