ねこのひたい

ねこのひたいのような庭と、趣味の読書と,
おとぼけな日々のことをいろいろ書きたいです。

バレーを辞めようと思う(完)

2009年03月23日 | バレー
ふくふくが「最後の試合」と思い定めていた
親善試合が終わりました。

前回の記事で「早く辞めて欲しい」と言われた件を書いたのですが、
それでもふくふくは頑として「○○カップまでは出る」と
聞きませんでした。

そこで監督に
「○○カップまで練習させて下さい。
今までと同じ練習じゃなくてもいいです。」
とふくふく自身が申し入れ、その通りにしてきました。

でも・・・辞めることが決まっている子に教えるのは「無駄」
という考えがあるのか、ふくふくの練習はちょっと干され気味でした。

そして試合もスタメンで出るものの、試合中盤で2年生に交代。
試合が終わって閉会式を待つ間の練習も
「もう帰っていいぞ」
と一人だけ言われ、涙を浮かべていました。

私にも泣いているところを見られたくなかったのか
どんどん玄関から外へ出てしまい、
車についたときには涙は引っ込んでいました。

まあね・・・そういう監督だってわかってたけどね。

この1年、私自身が小学校で知的障害の子にお勉強を
教えてきて、正直あんまり好きじゃない子もいました。
でも、お勉強の時は訳隔てなく丁寧に教え、
普段の接し方も他の子と差がつかないよう心がけていました。

それだけに・・・ちょっと腹立たしい気もします。
でも辞めて正解!!と前向きに考えることにしました。

この試合の時も引き止め派の人から、さしで勝負?を
挑まれました。熱く語られたのですが、もう気持ちは決まっていました。
納得してもらうのは無理だから、せめて諦めてもらうしかなかったです。

他の人からも、気が変わってないかと問うメールが来ました。
メールではとても語りきれないけど、「辞めます」と
はっきり返信させてもらいました。

そして「早くポジションを空けて欲しい」と言った人のことを
一緒に腹を立ててくれました。これほど親身になって
私やふくふくのことを心配してくれた人たちの
期待に答えられないことが心苦しかったです。
人でなしってこういう感じなのかな・・・と
思ったほどです。

でも、期待に答えるために続けるのは本末転倒。
せめて「ふくふくがどうして辞めるのか」に
ついてみなで考え、少しでも保護者の負担が
減ればいいと思いました。

疲れ果てた一ヶ月でした。

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