本当は東京までテリアの研修に行きたかったんだけど
ういちゃんのこともあるので、いけなかったんだよね。
そんなとき四国では割と大きな
FCI中四国インターナショナルドッグショーがあったので
「いかねばっっ!」と臨時休業をして行ったのでございます。
ドッグショーとは?
本来の目的は犬種を保護する目的です。
美をただ単に競って自慢しあうわけではございません。
例えば日本犬も柴・秋田以外はずいぶんいなくなってきました。
雑種は沢山いますよね?
なので、四国犬や、甲斐、北海道犬など残そう!
という目的が本来でございます。
残すと言ってもマニュアルがないと…と言うことで
マニュアル=犬種標準となってまして
ドッグショーではいかに犬種標準に近いかを争います。
とりあえず、シュナウザーを説明してみましょう(^◇^)
当店にも最近新規の子が来たし、再度勉強しなおすつもりで
「AKC標準全犬種標準書 犬の事典」というのが手元にあるので。
これ、結構面白く書いてあるんですよ!(^^)!
とっても長いので興味ない方は飛ばしてね!
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【ミニチュア・シュナウザー】
シュナウザーはドイツ原産で、15世紀の絵画にシュナウザーと
おぼしき犬が書かれているという。ミニチュア・シュナウザーは
スタンダード・シュナウザーの血をひいていて、
小さいスタンダード・シュナウザーとアーフェン・ピンシャーや
プードルが交配されてつくられてといわれている。
1899年には、早くもミニチュア・シュナウザー(以下M・S)は
独立した犬種として出陳された。
アメリカの、現在のM・Sは、テリア種の中でも
品のある犬である。テリア種の他の犬と似ているが、他のテリアのほとんどが
イギリス諸島で隠れ穴にもぐってあらゆる種類の小害獣を攻撃するように
育てられたのに対し、M・Sは剃れたとは起源も血統も異にして、明朗な
気質を持って生まれてきた。
この犬種の特徴は、こぢんまりした体形、針金状の被毛、豊かな口髭
足の飾り毛である。毛色は数種類あって、ソルト・アンド・ペッパー(灰色)
が一番一般的ではあるが、ブラック、ブラック・アンド・シルバーの
混じったものも今は沢山見受けられるようになった。
ソルト・アンド・ペッパーは、薄い色と濃い色の毛が単に
混じったものではなく、それぞれの毛が独特な縞模様を描いている。
正式な被毛を保つには、ムダ毛を引き抜く以外に方法はなく、バリカンで
刈ってしまうと失格になる。この犬種には軟らかい下毛が生えていて、
ブラックやダーク・グレイからライト・グレイや、ベージュまで
いろいろな色をしている。もしバリカンで刈ってしまっても
下毛だけは何とか残る。(´・ω・`)
この犬種は度胸が良い上に(最近はビビリが多い!)、丈夫で利口で
子供好きである。もともとは農場用の小型犬として改良され
ネズミ捕りに用いられてきた。キ甲部まで12~14インチ(30.5~35.6センチ)
の体高は、狭い都市の住まいにも楽々と住める大きさである。
他方では、今でも田舎に慣れ親しみ、疲れ一つ見せず広い農地を
見回って歩く。原則としてM・Sは闘犬ではないが、必要とあらば、
身を守るために闘う。(`・ω・´)
この犬種の場合、標準の体重は決まっていていない。
しかし、体高13インチ(約33センチ)成犬のメスならば、大体14ポンド
(6.4㎏)くらいなければならない。
それよりも幾分重い犬もいる。体重は骨量によって決まる場合が
ほとんどである。(;´∀`)
現在M・Sは主としてチャーミングな家庭犬とみなされている。
放浪癖はほとんどない。番犬として家や家族、職務に忠実で、
異変があれば、中・大型のシュナウザーと同じく吠えて知らせる。
健康、温和な気質、魅力的な外見が相まって、家庭用ペットとしての
役割を見事に果たしている。
M・Sは1925年からアメリカで飼育され、順調に人気を伸ばしている。
1933年8月からアメリカン・ミニチュア・シュナウザー・クラブが
独特の活動をしている。
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ここまで、歴史・経歴ですな。
(異変があれば吠えて知らせる)とありますね。
こういう性格を知らないと、マンションで飼ったりして
吠えてトラブルになったり、犬を叱ったりして犬の性格が曲がったりします。
(犬はただ単に仕事しているだけなのにね)
多くの犬種の特徴を知り、飼うことは大事!!
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≪犬種標準≫
●全体的外観 M・Sはテリア種らしくがっしりしていて、活発な犬
である。全体的外観は、もっと体の大きな従兄弟、スタンダード・Sに
似ている。性質は用心深い反面、積極的である。
欠点ータイプ 愛玩犬タイプ、競争犬タイプ、むさくるしいタイプ←(笑)
●サイズ 体高は12~14インチ(30.5~35.6センチ)である。がっしりした
体格で、体高と体調の割合から見ると、ほとんどスクエアである。
骨太でどこから見てもトイ犬種には見えない。
失格ーオスもメスも12インチ以下、14インチ以上の犬。
●頭部 目は暗褐色で小さく深く位置している。形は楕円形で、表情は
鋭い。欠点ー薄い色の目、大きな目、出目。
耳ー断耳を施された耳は、立耳で長さも幅もほぼ同じである。耳の大きさ
は頭部と釣合がとれていて、特別長くはない。頭蓋の高い位置に付いて
いて、内側の耳の線は頭蓋に対して垂直で、外側の耳の線は頭蓋に対して
少し丸みを帯び、ベルのような形をしている。断耳されていない場合は
V字形の小さい耳で、頭蓋よりに垂れている。
頭部ーがっしりした長方形で、耳から目にかけて少し幅が狭まり、
さらに鼻の先にいくほど細くなる。額にしわがない。頭頂部は平で、
かなり長い。口吻は頭頂部を並行で、少しストップがあり、少なくとも
頭頂部と同じくくらいの長さがはある。口吻は、頭蓋に比べてがっしり
している。鼻端は適度に丸く、口ひげが長方形の頭を際立たせている。
欠点ー頭部があか抜けてなくて、頬張りが過度に発達したもの。歯は
鋏状咬合である。アンダーショット、オーバーショット、切端咬合は
欠点となる。
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首~体~前足~後ろ足~被毛~毛色~歩様…とずっと続いています(笑)
欠点は点数をひかれますが、失格もあります。
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失格ーオスもメスも12インチ以下、14インチ以上の犬。
ホワイト一色の犬、または有色の部分に白い縞あるいはホワイト
の斑や小斑点がある犬。ブラック一色の犬の胸の小斑点はあってか
まわない。ソルト・アンド・ペッパーやブラック・アンド・シルバー
の犬の胴の被毛の色が、喉の下や胸で徐々に薄いグレイまたは
シルバー・ホワイトになるもの。生まれつき胴の被毛の色が、霜降りと
ブラックとシルバーの混じった中間色の犬もいる。また喉の下や
胸の、不規則あたは連続の縞またはホワイトの斑は、胴のホワイトの
斑とみなされ、失格となる。
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良い血統から生まれたワンちゃんでも、少し標準から外れる子もいます。
そういう子はブリーダーさんはショップへと出し、少しお値段も安い。
ペットちゃんでは十分ですよね♪
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気質ー典型的なM・Sは、用心深くて元気が良いが、命令にはよく従う。
また、愛想が良くて、利口で、人を楽しませる。攻撃すぎたり
臆病であってはいけない。
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ジャッジ(審査員)はこれらを頭に入れてるんですね~!
すごいですねー!
こういうことを知ってドッグショーを見ればとても楽しいですよ(^◇^)
皆さんの飼っている犬種で「この犬種の犬種標準は?」って
気になるのがあれば、コメントでリクエストしてね!
頑張って書いてみるよ!
そしてあなたのワンコはどうだい?!
いい線いってるかい?(≧▽≦)
少ないねぇ~。中四国は。
ブリーダーさんがいればやっぱりそこの地域の
その犬種は盛り上がり、質も高くなります(^◇^)
あ~疲れた・・・(苦笑)
ちゃいは福岡のドッグハウスすえながさん生まれです。
博多弁で「ワッ!ワッ!!」と吠えます(笑)
エルフちゃんって子はショーチャレンジされてたんですね!!!
だいぶノーフォークも増えてきたようですが
この前の中四国ブロックでは3匹しか出てませんでした(´・ω・`)
ちゃいはちょっと華奢です。
・・・性格もヘタレです。
よろしくお願いいたします(^◇^)
ブログにコメントありがとうございました
ちゃいちゃん、可愛いですね~
犬舎はどちらですか?
ショーの記事楽しく読ませていただきました
ヒービーの父親のエルフはショーチャレンジをしていたので、とても懐かしかったです
少し遠いですが、また是非お会いするチャンスがあればと思います
これからも時々遊びに来させていただきますね