心に刺さる。。。

長年勤務して来た職場から離職したのは ５月末のこと。。。
理由は
いろいろ蓄積されて来た諸々のストレスも然りですが
そんなことは、歳月とともに 慣れるに従って
自分なりに消化してきたつもり。。。

息子が小２になる春、
私の母が急逝したことが 心境の変化を生み、
それまで Office勤務経験・・・ほぼゼロに等しぃ私が、
突如として 都内通勤者となった

　　タイミングとして。。。
　　知人からの要望もあって 
　　期間限定の 法務事務だったけれど、
　　なかなか・・・・、
　　素人に等しぃ私にとっては シビアな体験でした

　　息子が３年生になる春から ７年間 という期限付きでしたが、
　　９時ー５時勤務体制が崩れ
　　残業も強いられる機会が増えると
　　息子を都内まで呼んで、夫と合流して夕食を摂って帰る
　　そんな回数も増えました。。。。

　　幸い、息子は乗り物好きで
　　４歳になる頃から、電車で２つ３つ先まで お稽古事に通っていたので
　　一人で電車に乗る ということには抵抗もなかった。。。。
　　しかも、
　　夕方の親が不在の時間は、
　　　　月＝ピアノ
　　　　火＝造形教室
　　　　水＝英会話
　　　　木＝書道
　　　　金＝スイミング
　　といった具合に、自分の居場所があったので
　　私が定時に帰宅できれば 一人の時間というのは短かったけれど、
　　残業・・・となると、
　　規則正しぃ夕食の時間が保たれなくなってしまうので、
　　それを回避するためには 
　　都内に呼んで食事をするのがBestでした


唐突・・・と言えば唐突な生活の変化でしたが、
私の中で 何かが目覚めた　のか
或いは　何かが壊れた　のか
当時は、
男の子である息子には なるべく淡白に接して
父も　母も　そして息子も
それぞれの世界があって それぞれに自己管理して
一見・・・バラバラな行動を取っているようでも、
一日の中の短い時間でも 濃厚に 『家族』 の時間を味わう。。。。
そのために 
息子の行動力を助けとして 都内に呼ぶ機会も増えてしまいました

当初、７年のお約束で引き受けた仕事でしたが、
息子が高学年になる頃には、
水泳熱が高まってきたことに比例して、
親が関わる必要性（＝重要性）が深まってきたことを機に転職をしました


その職場をこの度辞めるにあたり、
様々な方から 名残を惜しんで下さるご連絡を頂いたことは
勤務期間中、けっして平穏ではなかった事柄も多かったので、
有難くもあり・・・・・、
また 去り際こそ 人の心がよく見えたり
去った後の現在は、
１２年前に 突然ワーキングマザーに開眼した自分を振り返り
解放感に浸りながら
その間に見失った 自分自身の本来の心・・・・など、
まだまだ、じっくり向き合っている最中です


この最後の職場では とても貴重な人との出会いもありました

その方は 織に触れて 絵葉書での便りを送って下さるのですが、
限られたスペースに 心が伝わる素敵な文章力に
いつも 感激してしまいます。。。。

しかし、
私を よく見て下さっていたのだなぁ・・・・と 実感したのは、
離職後の最初の書簡に、

・・・・と書いてあった。。。。。

なんだか　私の心に刺さるものがあった。。。。
　（刺さる・・・とは、相手の心の優しさ ですが、
　　私にとっては 刺さる思い・・・となったのです）


もう一つ、
離職をすると 当然ながら それに伴う諸手続きがあって、
ハローワークにも何度か足を運んで
窓口の相談員と諸々お話をした際に、

名刀は鞘に収まってこそ名刀
　　
という言葉の意味について説明があって。。。。。
それは個別の時間なので、
なぜ　私に　そんな薀蓄を語ったのか
その意図するところが 未だに解かりかねている。。。。
　　（否、実は 十分に理解できているような気がするのだけれど
　　真摯にその言葉の意味と向き合うことができないでいる）


私へのアドバイス・・・・だと 受け止めていますが、
どちらの言葉も なぜか心に刺さってしまった。。。。。

置かれた場所で咲きなさい

（ノートルダム清心学園理事長 渡辺和子 著書）

 
この言葉は 私の迷える心に 少しだけ道筋を照らしてくれたような気がします

久しぶりに　のんびりと過ごす時間を授かったので
これから自分が目指すもの＝方向性を
ゆっくり 考えてみたいと思いながら 毎日過ごしています＾＾

きょうは この川を歩いて渡った

一日の終わりに 空を眺めるのが好きです
明日はどんな風に過ごそうか。。。。
そうやって 日々、
次第に自分の求める次なる行動力に
目覚めて行っているような気がしています