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以前告知しましたが
春を巡れ(2017と同コース)
421石川夏井200
421小名浜300
2017年に、桜の開花期ど真ん中を見事に的中させ、参加者の皆様に大変なご好評をいただいた、「春の福島、桜めぐりシリーズ」を、来年も同日開催します。さて、2018の春は、桜の開花期を捉える事が出来るでしょうか……?(同日開催なので、200と300のどちらかのコースを選んで走っていただきます。両方の認定は取れません)
どちらのコースも、スタート直後に土湯峠方面へのヒルクライムがあるため、低標高~高標高への移動中に、必ずどこかで桜が見頃の高さに達すると思われます。しかし、序盤から非常にタフなヒルクライムが求められるコースなので、ここで足を使い切ってしまうと、後々、非常に厳しくなります。
両コースとも、最後までアップダウンが続くコース設定になっているのと、撤退が困難な場所、補給困難区間がありますので、体力配分及び撤退線の設定を慎重に行って頂ければと思います。[コース解説YO-TA氏]
古を辿れ(2016と同コース)
512平泉200
512物見山300
ランドヌール宮城のコースの中で、定番的な位置づけの人気コース、平泉200と物見山300を同日開催します。(同日開催なので、200と300のどちらかのコースを選んで走っていただきます。両方の認定は取れません)
両コースとも、ブルベとしては入門的な難易度ながら、細かなアップダウンが続く侮れないコース設定です。
平泉200のコースは、全体的にみて高低差があまりない、平坦基調のコースに見えますが、序盤から細かいアップダウンを繰り返し、終盤、登米市に入るまで、平坦な場所がほとんど無い、決して侮れないコースです。また、最後の登米~栗原の平野部では、風向きによって天国に昇るか地獄に堕ちるかの運試しが待っています。
物見山300は、序盤と終盤は平泉200のコースと共通する部分が多くありますが、平泉町の市街地から先は、別のルートを進むようになります。平泉で北上川を左岸に渡った後は、河岸段丘の縁のアップダウン沿いに水沢江刺方面に北上し、その後、東の山間部を経て大船渡へ向かいます。そして、大船渡から南三陸町まで続く三陸海岸のアップダウンの攻略が、完走する上では重要なポイントになるでしょう。
以前開催していた当時は、まだ震災の傷跡も生々しい状態でしたが、現在は旧市街地の高盛土が進み、また、徐々に人が戻りつつある地域もあるため、ずいぶん走り易くなっているはずですが……?
コース終盤の、登米の平野地帯は、平泉200よりも遅い時間の到達になると思われ、風の影響が大人しくなっていることが多いのですが……さて、今年の開催ではどうなるでしょうか?
なお、気仙沼周辺や、南三陸周辺など、以前の開催で危険箇所の迂回等が行われていた場所については、今後の道路状況等を踏まえてコースを確定させますので、詳細は試走結果をお待ちいただければと思います。現在、三陸方面の復興工事が本格的に動いていて、ホントに毎年、地図が変わっているくらいですので……。[コース解説YO-TA氏]
風に抗え(源を探れ)(2017と同コース)
602阿賀野400
2016・2017と開催してきたコースです。
2016は晴天、追い風に恵まれてスピードコースになっていましたが、2017は時間帯によっては、土砂降りの中で向かい風を受けるという、修行コースになってしまいました……そんなコースを、2018年のコースとして開催します。
全体的に見て高低差は少なめ、に見えますが、川の遡上区間が長く、実はじりじりと高度を上げているという、嫌らしい場所が多くあります。越後平野は、風が敵になるか、味方になるかで、体力的にも精神的にも天国か地獄かがはっきりと別れるため、皆様の運も試されるところです。
とにかく、2017年の開催時のように、風速10m近い向かい風を受けたまま、約200kmを走るなんて事になったら……(そら、心もパッキリ折れますってば……)。
あと、意外に山岳が多いので、負荷を上げ過ぎて、夜、睡魔の到来が早くなった人も多くいらっしゃったようです。早い方は、日没直後の19時には睡魔に捕まった、なんて話もありましたので、皆様、決して無理のないような走行計画で臨んで頂ければと思います。
終盤の大峠周辺は標高も高く、6月でも気温が一桁に落ちていることも良くあります。昼夜の気温差が大きいことも、このコースでは地味に対応が難しい部分です。中に着込める物や、上に羽織れる物の準備と、その運搬方法など、装備面の工夫が必要とされます。
なお、何度か400kmを走ってきた経験から考えると、私の場合、前日、ゆっくりと睡眠時間を取れた時は、特に苦しまずに完走できる気がします。しかし、400kmになると、スタート時間が早いため、受付等を考えると、非常に朝早くに起きなければならず、睡眠不足気味の状態でスタートしなければならない例は、結構あると思われます。
400kmに初めて挑戦するという皆様は、無理をしないように、前日、なるべく早くにスタート地点(寒河江)近くの宿に入って頂き、ゆっくりと休養を取っていただくと良いかと思われます。[コース解説YO-TA氏]
秘境を超えろ(2018新コース)
630奥只見600
2018年の600kmは、新コースで開催します。
福島シリーズの新しいコースは、奥只見を舞台とした、非常に手強い山岳コースになりました。
コースプロファイルだけを見るならば、SR600にも届きそうな獲得標高と、厳しいアップダウンが連続するコースです。私の周囲に、奥只見方面を走るかも、という話を出した時、必ず皆様がフリーズしてしまうのは、何というべきか……。
このコースは、かなりハードな設定になっていると思われます。
福島をスタートして国道399号沿いに高畠へ(私は、この段階で、うげっと思う ^^;)。
山形に入ってからは、飯豊町方面へと向かい、飯豊トンネル経由で福島県の川入り方面へと南下後、只見川沿いに六十里越えを経て新潟方面(小千谷)へ。
小千谷からは、奥只見湖の南を通ってから南会津、甲子道路経由で西郷に出てから北上し、最後に岳温泉から土湯方面を抜けて福島に帰還するコースです。
はい、ルートをなぞっていて、気が遠くなりました(^^;)。いや、私はちょっと尻込みしたくなるようなコース設定です……。
とにかく、非常に厳しい山岳コースとなるので、コース走行計画を入念に検討して頂き、体調を十分に整えてからチャレンジして頂けますよう、お願いいたします。
なお、このコース、一部に、土砂災害の頻発区間と、 開催直前まで冬季通行止めとなる区間があるのが、開催には少々不安だ、というのが、コース作成者であるちゃりけんさんの言葉です。[コース解説YO-TA氏]
流星群を捉えよ(2018新コース)
804加味戸沢ペルセウス200
2018年の宮城ブルベは、この8/4日の加美戸沢を最後に、少し早目の店じまいになります。スタッフの中には、2019年開催のPBPの優先エントリー権の獲得のため、秋の1,000kmとか1,200kmとかに挑戦する人が多くなりそうなので、被りそうな時期の開催は避ける方向で考えています。
で、早目の店じまいを、単純な200の走行で終わらせるのは勿体ないじゃないですか!
……という訳ではありませんが……。
この、加美戸沢200は、普段とは趣向を変えて、昼夜逆転、つまり、ナイトライドがメインとなる200kmとしています。ブルベを走る際、400以上の距離ではナイトライドが含まれるため、なかなか挑戦に踏み切れない、という話は、結構以前から何度も聞く機会がありました。
普段、あまり夜間に走る機会もないため、ナイトライド(特に、夜中の峠越え)が怖い、という皆様も結構、いらっしゃるようです。
そんなわけで、まずはナイトライド入門用のコースとして、夜スタートの200kmブルベを開催する事にしました。
このコースは岩出山をスタート後、深夜に鍋腰峠を抜ける設定のルートになります。
ナイトライド初心者の皆様は、それを聞いただけで「これはちょっと……」と思うかもしれませんが、鍋腰峠はまだ序盤の段階なので、参加者もそれほどバラバラになっておらず、声をかけあえる距離は保てるかと思われます。
また、鍋腰峠の宮城側は、以前は道路の整備がまだ行き届いておらず、幅員が急に狭くなったり、工事中でダートの上を走るような場面もありました。しかし、2017年の春までの間に、狭小区間は全区間、対面二車線に整備されました。また同時に、蛇行区間も架橋等により直線に近い線形に変更されるなど、安全度が高い道に変わっています。
その先は最上川沿いに戸沢付近まで進んだ後、鮭川沿いに真室川、金山、新庄を経由して、最上町から鳴子峡を経て岩出山へと帰還します。おそらく、真室川付近を過ぎる頃には、東の空が白み始めているかと思われます。
なお、このブルベは、裏のテーマとして、「夜空に流星を探してみよう」というものがあったりします。
開催期は、ちょうどペルセウス座流星群の季節です。鍋腰峠は周辺に大きな都市がないため、晴天で上空がクリアであったら、満天の星空のもとで、流星を見ることができるかもしれません。また、大石田からの最上川沿いなど、周囲に大きな都市がなく、空が開ける場所を通りますので、夏の夜空をゆっくりと見られる場所もあるかもしれません。
ちなみに、月齢は半月くらいになりそうなので、それなりの月明かりはありそうです。流星を見るのでしたら、新月が良いのですが……ナイトライド初心者に、新月の暗闇での峠越えは、ハードル高すぎな気もしますので(^^;)、半月くらいがちょうど良いかもしれませんね。
ブルベのナイトライドの魅力の一つとして語られる、「真夜中の峠で見る満天の星空」を、200kmで体験してみましょう[コース解説YO-TA氏]
尚、ランドヌール宮城のホームページ更新
スポーツエントリーによるエントリー開始
ともに作業が遅れておりますが近日公開しますのでマメにチェックをしてください
どしどしご参加ください!
今年も宜しくお願いいたします
スタッフ 宍戸