【染・裁・色 工房&Cafe 蘭布】

リメイク&お直しの店
1~20日:脳トレCafe、憩いの広場、体験、教室
月末1週間:Cafe、ランチ(予約)

*どこで店をするか・・・

2006-04-13 01:52:18 | Weblog
まず、どこで店をするか。

ナチュラルにこだわって建てた築5年の自宅リビング ←今流行?の「おうちCafe」
自宅リビングにコーナーを設けて委託販売をする ←いわゆる「フリマBOX」
自宅庭を開放してイベント的にお店をする ←ガレージセールとでもいいましょうか

これらは家に居ながらにしてお店屋さんができるので楽かなと思ったけど、自宅と
お店の境界がなく、物品も共有することになり、Cafeで提供する材料の費用面や
毎日掃除しなければいけないこと、家族に安らぎのスペースがなくなるのではないか
ということ、それから、自宅の場所が表通りに面していないので、知り合いにしか
来てもらえそうにないと思ったことからこのプランはあきらめました。

この問題は、建築する時にお店をすることを踏まえて設計しておけばクリアできると
思います。
ただ、毎日営業しない場合はそのスペースがもったいない、プライベートでついつい
使ってしまう。ということになりそうですが・・・

次に貸駐車場のスペースにお店を建てるのはどうか。

これは隣が親戚の家なので騒がしくしてはいけないと思いあっさりあきらめ。
場所を借りてお店をするというのも家賃返済のことを考えてあっさりあきらめ。

では、どこにしようか・・・そこで、いい考えを思いついたのです!

隣には私の実家が建っており、それまでは母が2階でアトリエ兼教室を
していました。今ある車は空車になっている貸駐車場に置けそうです。
そうしたら実家の駐車場にスペースができるではありませんか!

しかし、私は店の前に自転車がおける広場がほしかったので、お店はその奥に建てたい
と思いました。

そのためには両親が手塩にかけた庭やテラス、駐車場の屋根、アトリエを作った時に
取り付けた階段など、取り壊さなければならないものがたくさんありました。
壊さなければならないものはできるだけ再利用できるように考えました。
両親も協力的でこの話は一気に進みました。

アトリエは2階、居住スペースが1階、そして離れの1階にお店・・・不便
アトリエで製作中にお客様が来られても分からない、しかもお店まで遠い。
ということで実家の1階と2階の住居スペースを入れ替える作業が始まりました。
かなり大変。

お店を離れに建てようと考えていたところ、主人の「くっつけたら?」の一言で
「そっか!くっつけたら便利だし広くスペースがとれる!」ということに気づいた
のです。色んな人から意見を聞くことはいいことです。

そして、ある家具屋さんで紹介していただいた工務店さんにお願いすることにしました。
その工務店の社長さんのお父様は母と同じ日本画の先生に習っていた方だったと
後から分かり、縁があったんだな~なんて嬉しくなりました。

営業日についての悩みは、ある雑誌を見て解決しました。
その店は土曜の店。
「そっか!毎日じゃなくていいんだ!」
製作も仕入れも自分たちでするので毎日は営業できないと思っていたからです。

そして母と共同経営のお店は毎月25日から末日までの営業という形になり、
オープンに向けて楽しい準備がはじまりまったのです。

しかしそれは楽しいばかりではなく、苦手な役所や手続きなんかのややこしい準備も
待っていたのです。
つづきはまた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする