保護したばかりの頃は家の車庫にも雛を巣立ちさせたあと、
親だけ たまに来ていたりしたので、ぴぃちゃんを窓から見せてみたのです。
ぴぃちゃんは「ウィッ、ウィッ、」と呼び
お母さん 「なんで家の中に雛がいるの?うちの子じゃないわよね」 的な・・・?
「この子は、飛べないからお家にいるの、よその子なの」 と私は説明しましたが
気になるようで 何度か 車庫に来ていたお母さんツバメ。
ぴぃちゃんは 全く飛べるようになりませんでしたし、それどころか
何となく 筋力も衰えてきたように思い 止まり木から落ちたりするのも気になり
下から止まり木に自分で乗れるのか 練習させたりしました。
羽ばたき やっとの思いで 低い止まり木に あがると
「ジュジュジュ」 と 不満そうな 文句を言っているようでした。(笑
思えば段々、パチパチとくちばしを鳴らして、怒ることもなくなり、
鳴く事も減ってきて、体力は 落ちてきていたのかも知れません。
ぴぃちゃんと 一緒に昼寝をしたり パソコンに向かっていても
私が カラオケの練習をしているのを 傍で見ていたり…
そんな日々も終わりを迎えようとしていました・・・。
・・・もうお別れ・・・? と予感させるぴぃちゃんの様子、明らかに元気なし。
娘が 「大丈夫?」 と のぞき込むと ぴぃちゃんの表情に元気が出てきたよう、
心配されてる、気にしてもらえるのが まるで 嬉しいかのようでした。
止まり木にとまれなくなり ボックスから出して とアピールします。
私は 時間の許す限り 包むように手の上に乗せていました。
ただ 家族が帰宅し 夕食の準備が忙しくなり
「ゴメンね待っててね、」と 言うとボックスに入れました。
もう止まり木にとまれなくて 下に へたりこむような格好でした。
かまって欲しい様子、でも かまってあげられない時間帯、 ところが
私の仕事が終わるまで おとなしくしていたので きっと、わかっていたんだね。
私の仕事が終わり、直ぐに またぴぃちゃんを出してあげました。
その時を待っていたかのように 私の手の中で おとなしく目を瞑ります。
「ぴぃちゃん、ありがとう、楽しかったよ・・・」 と言うと目を開けました。
そして また目を閉じると 羽を一瞬 少し広げたあと,息を引き取ったようです。
できる限りの事はしました、 でも もう少し生きていて欲しかった・・・
という思いはあったけど・・・
こうして思い出して 文章にしていたら 今になって 涙が出てきました‥。
ぴぃちゃん、ありがとう、 今度は飛べるようになって 私の傍へ戻ってきてね。
家の車庫に遊びに来てね・・・。
ぴぃちゃんが天国へ逝った翌日の明け方 ぴぃちゃんの
羽ばたく音、 頭の上を見ても もう ぴぃちゃんボックスも片づけていて
ないのに 確かに ぴぃちゃんの羽ばたく音を 私は聞いたので
「あぁ ぴぃちゃんが 挨拶してくれたのかな・・・」と思いました。
もう 2年以上前の事です。
楽しくて、傍でお世話できたことで
本当に感情が伝わってきて良い経験になったので いつも思い出すのですが、
この自分が綴った文面は忘れていたんですよ~。
それより、コメント頂き、ありがたい気持ちです。^^
ごめんなさ~いチェリーさん(>_<)
読んでいてまた思い出しました。
(保護した日々を忘れる事はないんですが)
生まれ変わって飛べるぴぃちゃんに
きっとまた会えると
何となく、そう信じてます。
チェリーさんが手厚く看病してくれて
看取ってくれて葬ってくれたんですから
今頃天国で飛び回ってるか
生まれ変わってどこかの軒先で
子育てしてるかもしれませんね(*´ω`*)
もっと何かしてあげられる事があったのでは?など色々考えますが、自然に任せてたら
生き延びる道はなかったので、ぴぃちゃんのお世話が楽しかったので勝手ながら良かったのだと思う事にしています。
また 生まれ変わっていつの日か会いに来てくれること願っています。
ありがとうございました。
読んで涙しました。
最後はチェリーさんに看取られて
ぴぃちゃん幸せでしたね。
きっと天国でたくさんのつばめさんたちと
羽ばたいていると思います!
天国に行くときにあいさつに来たんですね!