千葉ニュータウンシニアアンサンブル“ノービレ”

ノービレではヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネットなど募集しています。

ごーしゅ フレットはほしくない

2015-12-03 22:10:58 | diary

さきに「フレットほしい」という記事を書きましたが、今回はその逆です。

今日先生が「夜明けのうた」の練習で「レ」に対して「ド」を低くとるように、指導されました。

私なりに補足させていただきます。

キーボードの人はすべて同じ鍵盤ですが、純正調ではこの音程は3種類が使い分けられます。

下の図で数字は、周波数の比を表しています。(オクターブは2です。)

普通に使われるのが1段目、調によっては2段目の「レ」と「ド」が使われます。

ですが、「夜明けのうた」のこの箇所は3段目のさらに低い「ド」が和声的に要求されています。

属7という和音の第7音として。

これに応えるには、フレットは邪魔になります。その分、責任は重くなりますが、

うまく響いた時の快感は、苦労している人しか分かりません。

フルートは口か変え指で対応するので弦楽器に比べさらに大変ですね。

コメント
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