千葉ニュータウンシニアアンサンブル“ノービレ”

ノービレではヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、クラリネットなど募集しています。

江口 怜 を聴いて

2017-10-31 22:30:07 | diary

会長さんより、ブログに載せてくださいとメールをいただきました。

10月29日、白井の文化会館で行われた、ピアニストの江口怜さんのコンサートについてのお話です。

以下、会長さんのメールをそのまま掲載させていただきました。

ぜひ、読んでご意見を~。

 

 江口 怜を聴いて 

 

 台風通過の激しい雨の中でしたが、文化会館8割の入りでした。

舞台上のピアノの周りを人が囲み、カメラで撮影する人など当日の使用ピアノです。

 演奏に入る前、江口さんからピアノの説明があり、それによると1887年製スタンウエイ、ローズウッドです。

1891年ニューヨーク、カーネギィーホール開設から、ホール備え付けのピアノとの事です。数々の大ピアニストが演奏したものであり、日本のピアノ関係会社が今は所有しており、本日借用できたとの説明でした。ラフマニノフ、ルビンシュタイン、ホロビッツなどが弾いた現物で聴けるとは思いがけないプレゼントです。

 演奏会はドビッシーが殆どで、卓越したテクニックから、弾ける宝石のような音色です。深みのある柔らかな音と、ダイナミックな低音とドビッシー独特の水が湧き出る様な、キラキラと光り輝く様な音色。誠に見事な演奏でした。

 白井の会場でこの様なコンサートに出会えるとは思いませんでした。嵐の中を向かいましたが、最後に得をしたと感じました。ピアノは深いローズ色で歴史を感じる美しいスタンウエイでした。

                

コメント (2)
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