アモーレのブログでも興味深いお話を書いているノービレの会長さんから、こちらのブログにも載せてくださいとメールをいただきました。
今回は、幼少期のモーツァルトとのことです。
以下、会長さんからのメールの文章です。
モーツアルト交響曲25番練習の最中で私の知る モーツアルト「アラカルト」です。
モーツアルトの人となり、家族、時代、環境などをおさらいして、曲に向き合うと又、新たな発見があります。
少年期のアマデウス~1756ザルツブルグに生まれました。
父レオポルド、母アンナ・マリア 姉ナンネル4人家族で育ちましたが、実は7人兄弟の末っ子でした。
この時代ヨーロッパと言えども子供の育つ環境と程遠く、生まれた子は幼少で夭折しておりました。満足に育った子は2人でした。
父は優秀なバイオリニスト、宮廷の楽士、作曲家でした。
アマデウスが生れた年に「バイオリン教程」を出版します。
バイオリンを習い始めた生徒が、必ず習う「キラキラ星」は父レオポルドの作品と言われております。この父親により4才から音楽教育が始まりますが、既に、姉ナンネルのレッスンを聴きながら3歳で3度の和音を弾いたと言いますから、正に神童ですね。
余談ですが、アマデウスが生まれた年が1756年、我々の仲間であるXさんのVNの製造年が1746年アマデウスより11才年上ですねと冗談話をしていました。271才の現役//凄い話です。
Aストラドヴァリは20年前に没していますから、名器ストラドバリは300才の現役です。
アマデウスは5才から作曲を始めました。クラビアの為のアンダンテ
〃 アレグロ
〃 メヌエット(ケッヘル1番)があります。
6才で第1回の演奏旅行ーミュンヘン~ウイーン。
ここでは皇帝の御前演奏 マリーテレジア、マリーアントワネットとも面談したと書物に有ます。天真爛漫、天衣無縫のアマデウスはシェーンブルグ宮殿を駆け回って居た様です。
演奏会では何時も姉ナンネルと一緒に演奏していた事から、姉も可成りの腕前でした。この姉は78才まで健在でありました。
アマデウスは35才、母マリアは58才、父レオポルドは68才で逝去して居りますので、姉は可成りの長生きでした。
Sym25番は17才に作曲された物ですからまだまだ先の事になります。
次に機会有りましたら、青春期の恋愛、失恋、結婚などを纏めたいと思います。