地唄 雪
花も雪も 払へば清き袂かな ・・・・
地唄 鐘ヶ岬
初夜の鐘を撞く時は 諸行無常と響くなり
後夜の鐘を撞く時は 是生滅法と響くなり・・・・
楊貴妃
尋ね行く幻もがな伝にても 幻もがな伝にても
魂のありかを求めんと・・・・・
人生とは現の無常と夢の儚さの狭間を行き来して過ぎて
行くもの。だからこそ時には、めまぐるしく行き過ぎる時間とは
別の時間を生きてみたい・・・・。
玉三郎の舞台は、そんな願望を叶えてくれる。
真山 仁
「グラントヮ」での公演で玉三郎の舞台を見てから、もう1年余になる。
その前は、ル テアトル銀座で、殆ど同じ演目を見た。
そうそう、「羽衣」もあった。七之助が伯龍を演じて、こんな綺麗な漁師さん
居るわけないなど、ぶつぶつ呟きながら、うっとりみとれていた。
劇場を出てからも当分ぼーっとしていた。
自分だけの時間に融けていたのだろう。
つい楽天のノムさんの台詞を思いだしましたよ。
"神の子、不思議な子" って、ノムさんの玉三郎を評する言葉ですか?
彼の日常を写した番組は私も見ました。素顔の彼は
ただ端正な、おとなしい感じの男性ですわね。それが舞台に立つとほんとに神々しいまでに美しい人になる。この美しさを長く保ってほしいと願っています。
なんかね、友人に氷川君のファンがいて、あちこち
追っかけをやっていると冗談ぽく話していましたが、
私もぜひ又見たいですわ
追っかけまでは出来ませんけど 足の具合がまだあまり良くないので・・・。