鷺娘
坂東玉三郎(五代目) 1950年4月25日生まれ。歌舞伎役者。屋号:大和屋。定紋:花かつみ。本名:守田親市。1956年、十四世守田勘弥の部屋子となる。翌年、坂東喜の字で東横ホール『寺子屋』小太郎で初舞台、1964年6月、歌舞伎座『八代目市川團十郎』娘おみよ『心中刃は氷の朔日』おたまで五代目坂東玉三郎を襲名。
玉三郎は舞台の上で時間を操る魔力を持っている。
彼が繰り広げる舞台があまりにも美しく、時間を忘れさせて
しまうという意味もある。だが、近年の彼の舞台にはもう一つ、
舞台の上だけで生まれる不思議な時の流れを感じる。
豊かな時間は風のようにそよぎ、それを感じた人だけを
現実から解き放ってくれる。
真山仁
歌舞伎役者さんのドキュメントをテレビでみましたが、役者さんも日々の稽古があってこそ、伝統を伝えていけるのですね。見る側は簡単ですけど。
どんな角度から見ても完璧に美しい彫刻が、ゆるやかに、あるいは激しく舞っているように見えました。
毎回、その後2・3日はボーゼンとして居ました。