福岡県医療用ウィッグ(かつら)を作る再現美容師chikaブログ

美容師のわたし…シングルマザーのわたし…乳ガンだったわたし…更年期障害と闘ったわたし…素直な想いを綴り伝えたい

☆ 悲しみよりも希望 ☆

2017-04-16 03:58:02 | 協会活動・病気

先日、投稿した父親の病状の事。

4年前の年の暮れに肝臓ガンの手術をしたのを知ったのは、術後7ヶ月ほど経過した頃でした。

遠くに暮らし1人で子どもを育て低料金のサロンで日々忙しく生活を送る私には内緒で行われていました。その頃も電話で母親と何度も話していましたが、父親の事を聞いてもちょっと用事でしばらく留守にしていると伝えられていて、おかしいなと思いながら信じていました。

その夏に息子が1人で帰省した時に、父親の腹部に大きな手術の傷を見つけて、尋ねたところようやく私に真実を伝えられたのでした。
何故本当の事を伝えてくれなかったのかと、父親に対し怒った私に、年の暮れで忙しく勤めているのに、自分の事で手を煩わせたくなかったと言われました。
あんたに本当の事言ったら、仕事も子どもの事も投げ出してスッ飛んでこっちに来るのが目に見えていたから、落ち着いてから伝えようと思っていたと言われました。
それが、父親の気遣いだと感じましたが、今度もし何かが起こった時は、離れていても家族なんやから嘘をつかないで本当の事を言って欲しいとお願いしました。

それから、4年偶々胃カメラの検査時に、胃に腫瘍があると言われ再検査時に発覚した肝臓ガンの再発でした。

胃がんかもしれないと言われたとショックだと電話で本音をもらす父親に励ましました。再検査の結果、胃がんは良性。
でも、肝機能の数値が正常値ではないからと再検査、その次にエコーで2時間ほど詳しく検査の結果再発と判りました。

もし、再発していたら悲しみにくれるだろうと思いながら、結果が出るまで悶々とした時間を過ごしました。
けれども、結果を聞いた時に、3つ程腫瘍がある中の1つが血管のすぐ側にあり既に腫瘍は、2センチくらいになっていて、3センチになると取る事が厳しくなるから今しか出来ないとの事で、急遽手術する事に決まったと知り、偶々胃カメラの検査をきっかけに今に至り手遅れしてなくて良かった。
父親と同じ状況の患者さんを多く手がけられている主治医と知り、心から希望と言う光が感じました。
悲しみに暮れる以上に、間に合って良かったと言う希望の光の方が強く感じた事は、多分自身の乳がん経験があったからだと感じています。

手術は無事終了し、経過は順調ですが、今月末に電磁波で焼いた腫瘍の状態を検査してわかるようです。
残っている2つの腫瘍も、追々手術していくとの事で、とにかく父親の気力と体力と生命力、主治医を信じきるしかないなと思っています。


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4月お休み 16. 21. 25. 27



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