竹林亭白房

「サンデー俳句王」(『サンデー毎日』2024年1月14-21日号)★俳句

本日は『サンデー毎日』発売日。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。

○達筆な始末書出され冬麗
(「サンデー俳句王」※課題「始」/『サンデー毎日』2024年1月14・21日号/人/中江有里選)。

これまでの社会生活で始末書なるものを出したことは何度かあります。それは、自分の教材作成業務のなかでの話です。教材作成は主としてテキストと模試がありますが、そのうち模試のほうには、オーダー平均点というものがある。つまり、これこれの模試だったら、だいたい平均点が満点に対して何割くらいになるように作ってくれというもの。そして、結果として、そこから大きく離れた場合は、なぜそのようになったかという理由を示せという始末書であります(プラマイ五ポイント程度は許容)。

自分が担当する分野は古文です。しかし、オーダー平均点は国語全体として求められているため、オーダーからかけ離れた数字になった場合、原因は現代文にあったり漢文にあったりということもあるわけで。だから、純粋に自分の担当する古文が足を引っ張ったということは、この三十数年で、二三回(または四五回)といったところか。

ただ、その場合の始末書はワープロで作成するため、自筆じゃないから「達筆」という言いかたはあたらないな。でも、達筆で出された始末書なら、まあ許したろかってなるんじゃないかと。知らんけど……。

□本日落語一席。
◆柳家花緑「美ら海ちょーでー」(WOWOWライブ『日本最大の落語フェス『博多天神落語まつり』2023其の壱)。
FFGホール、令和5(2023)年11月4日(第17回「博多天神落語まつり」※江戸落語の本気)。
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