竹林亭白房

一花「駆込寺」★落語

□本日落語一席。
◆春風亭一花「駆込寺」(GAORA『2023年度 公推協杯 全国若手落語家選手権』予選④)。
新橋内幸町ホール、令和5(2023)年11月21日収録。
なかなかレアなネタである。自分の鑑演記録がある2005年以後では、今日聞いたものが三席めである。ちなみに、うち一席同じ一花の高座。そして、もう一席はちょうど一年前ほどの九代目春風亭柳枝。公演情報は、東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年5月30日(第647回「TBS落語研究会」)。

以前、一花が演ったものは、NHKラジオ第一『NEXT名人寄席▽ネクストメイジン』だが、このときに番組内の紹介で、これが五代目春風亭柳朝の演っていたネタだと知ったが、古典なのかどうかなど素性がよくわからなかったが、その後も新たに得た情報がない。

ただ、以前一花が演ったときは、落げに至る件(くだり)をカットしていたようだが、今回はそこを演じていた。ただ、従来の落げ(たぶん柳朝型)が、寺の門番が「(腹がすいているのなら)前の茶店へ行って、茶漬けでもかっこんだら(駆け込んだら)いいだろう」という地口落ちなのに対して、今回一花が演ったものは、門番が焼餅をやいているという内容にふれて、「(腹がすいているのなら)前の茶店へ行くとよい。焼餅が名物だ」として落げていた。おそらく一花が作ったのだろう。

柳家小満んも演るらしいというのをネットの情報で知ったが、もうすこし他の落語家でも聞いてみたい。
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