□本日落語一席。
◆桂宮治「時そば」(WOWOWライブ『日本最大の落語フェス『博多・天神落語まつり』2019其の参)。
イムズホール、令和元(2019)年11月1日(第13回「博多天神落語まつり」※第2回「三平包囲網Sの会」)。
「時そば」のような、落語ファンならずとも、誰でも知っているネタを演るとき、演じ手にはどんな心がまえが生じるのだろう。
◆桂宮治「時そば」(WOWOWライブ『日本最大の落語フェス『博多・天神落語まつり』2019其の参)。
イムズホール、令和元(2019)年11月1日(第13回「博多天神落語まつり」※第2回「三平包囲網Sの会」)。
「時そば」のような、落語ファンならずとも、誰でも知っているネタを演るとき、演じ手にはどんな心がまえが生じるのだろう。
落げはほぼすべての人に割れているとなると、その展開で何かひとくふうをとなるのは自然な発想ではある。そして、落語も、今やたんなる芸でなく、お笑いというジャンルの一つだとなったとき、目の前の客をいかに笑わせるかということへの腐心は大きいものがあるのだろうが……。
それにしてもとは思う。青汁の入った出汁や、蕎麦が二十文という設定など、そこまでする必要があるのだろうかというのが率直な感想である。なかなか難しいところではある。