竹林亭白房

二代目ブラック「権助魚」★落語

□本日落語一席。
◆二代目快楽亭ブラック「権助魚」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
新宿道楽亭、令和5(2023)年4月22日(快楽亭ブラック大毒演会「快楽亭ブラックの神髄」第40回)。
この高座のあった約二週間後に歌舞伎役者の市川段四郎が死ぬ。例の息子四代目猿之助による自殺幇助の疑いで、今も連日報道されているが、まだこのときは現況が微塵も想定されていなかった時分だ。

そんななか、ブラックはマクラで自身と段四郎丈との交流を長々とおもしろく語っていた。つきあいの発端は、立川流の談四楼と市川段四郎とのつながりからだったとのこと。ブラックは市川段四郎のほうを「本物の段四郎」と言っていたのがおかしい。
いずれにしても、今もブラックは、どこかで市川段四郎の噺をネタにしているだろうか。タイムリーではある。

今回、ブラックの「権助魚」は初めて聞いたような気がするけれど、落げをつけていなかった。網捕り魚のばかばかしい話を内儀さんの前でしゃべったところで、「権助魚という……」と言って切っていた。
「関東一円」の地口落ちはつまらんという判断だろうか。それはそうかもしれない。
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