All's Well That ends Well?2

結婚して働きながら主婦をしてと、忙しいけど。
基本的にはお料理ブログ

喧嘩のない家庭に

2014-05-05 12:23:20 | 考えること
友達が喧嘩のない家庭にしたいといっていたのにすごく違和感を覚えた私。
父と母は仲良しであると思ってもらいたい、我が家族は仲がいいと教えたい。喧嘩は子どものいないところで子どもには完全に聞かせないようにするという。

父、祖母、祖父の喧嘩が絶えなかった家庭で母は黙り子ども達も黙るというか我慢をしたという。
そんな思いだけは子どもにはさせたくないという。

いつも言っているので、あまり気にもとめなかったけどふと思った。

確かに友がそこまでいうのは潜在意識の中に深い傷を追ってしまったであろう部分はあると思う。

だけど、何もない家なんてない。
まして同居だったりするとそれはそれはものすごくいろんなことがある。

我が家だってたくさんいろんなことがあったし、親の喧嘩だって見てきたし、理不尽に母が祖父母に攻撃されていたことも知っている。
子どもである私は確かにそんなのは嫌だったし、無意識的に我慢をしたことだってあると思う。
嫁姑問題はどこでもあると母から教えてもらい、そんなもんかと納得していた部分もあるし、祖父母の理不尽は誰のらどうみても理不尽だから割りきれていた部分もある(笑)

所詮他人だからね

まさにそれ!!!


大学4回生で顔面麻痺になった時、父が病気で入院した時、
なぜ私がこんな目にあわないといけない?
と思った。思ったし、こんなどん底なこと20代そこらで経験する子なんていないだろうと思った。

だけど、その時に励ましてくれた人達の大半の人がみんな言った。

ちひろ、何もない人生なんてない
何もない家庭なんてない

あなたはまだ知らなかったからそう思うかもしれないけど、みんなそれぞれに何かあってその中で生きている

って。
母もそれは私にずっと言っていた。
みんなそれぞれにあるんだから、それをどう受け止めて対処していくかが大切なことでしょう。逃げたらダメ。おかしいことはおかしいと言う、納得できないならとことん話し合うことをしないとダメ。
って。

実際に結婚した時、たくさんの大人たちから

いいことだけじゃないよ、悪いこと辛いこともたくさんある。
なにもないことなんて絶対にないからね

という祝福の言葉をかけてもらった(笑)

やはりそうなのである。

今、あたしは知っててよかったと思う。

他の友達の家庭のことよく相談されたりするけど、偏見の目で見なくて済むし、友達の気持ちもすごくよくわかるから、経験してよかったなって思えるのである。

だから、友に言ってみた。
喧嘩はしたらいいと思うけど、しっかり子ども達にこういうことがあるけどもいかに対処するかっていうところをフォローとして教えればいいんじゃない?って。

何もなく育った子ほど、脆いとあたしは思うから。


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