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翟東昇「バイデン政権は中国製」

2020-12-12 09:48:55 | 中華
習近平のシンクタンクが米国エリート階層への潜入詳細暴露
2020年12月8日1205

中国人民大学国際関係学院、喜びの翟東昇副院長
 中国人民大学国際関係学院の翟東昇副院長はこのほど、米国のエリート階層にどうやって潜入するかを公の場で披露したスピーチの動画がネット上で拡散し、注目を集めている。
 翟東昇氏は主要な国際関係研究を担当しているだけでなく、習近平のシンクタンクメンバーの一人であり、特に欧米向けの外交政策立案を担当しているため、彼の身分はかなり特殊である。

 演説の動画では、米中貿易戦争で中国共産党政権がトランプ政権をコントロールできないと述べた。1992年から2016年までの過去数十年間、米中問題がどれほど深刻なものであっても、中国共産党政権がすぐに米国政府との問題を解決できたのは、中国共産党政権が米国の権力の核心に古い友人がいるからである。

 これについては、2015年の習近平の訪米前に、中共政権の各部門が彼のために前もって米国で下準備しておかなければならなかった例を挙げた。中国共産党は習近平の新書「習近平 国政運営を語る」の英語版初版の米国での発売を手配して、習近平の米国での世論作りに協力することになったが、このイベントの調整を担当したのは翟東昇氏だった。
 この新書発表会の場所は、ワシントンD.C.のケネディ通りにあるアメリカの有名書店「Politics and Prose Bookstore(意訳:政治と散文の本屋)」で行われることになっていた。しかし、臨時決定のため、発表会の時間帯は書店が他の人にすでに手配済みだった。書店主は民主党員でアジアを拠点に活動している元ジャーナリストで、中国共産党が嫌いだったので、わざと協力しない態度をとっていた。しかし、その後も中国共産党は予定通り本屋で発表会を行った。理由は、ある老婦人が本屋の店主に中国共産党側に時間を与えるように圧力をかけたからだ。

 翟東昇氏によると、この老婦人はウォール街のトップ金融機関のアジア地区の総裁で、中国国籍と北京市の戸籍だけでなく、長安街の隣にある東城地区に四合院を所有している「非常に鼻の大きいおばさん」であるという。

 ウォール街が1970年代にアメリカの内外情勢に非常に強い影響力を持ち始めたため、中国共産党には頼るべき道があったと彼は述べた。しかし、2008年以降はウォール街の地位が下がり、さらに重要なことに、ウォール街は2016年以降のトランプ氏に対応できないでいた。中米貿易戦でウォール街も協力しようとしたが、力不足だった。

 伝統的なエリート、政治的なエリート、親政府派は、ウォール街との関係は非常に密接だと彼は言った。ご存知のように、バイデンの息子はトランプ氏から「世界中にファンドハウスを持っている。誰が建てたのか、わかるかな?」と言われてていたが、中国共産党がバイデンの息子を支援してファンド会社を建てたのだ。バイデン氏が政権に就いた場合、中国共産党が適切な方法で善意を示せば、確実に米中の緊張を和らげることができると述べた。

 中国共産党体制の専門家である翟東昇氏が、中国共産党政権と米国ウォール街の大ボスやバイデン一家の利益と結託していることを明らかにしたため、外界が大いに驚いたものである。
(看中国記者・真瑜/翻訳・藍彧)

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