
今日は午後から雨になると予報で言っていた。
昨日は暖かかかったが、いつの間にか今年も残すところ二ヶ月となり、雨が降るたびに季節が深くなってゆく。
二年前にやっていたブログでは、空の写真ばかり載せていた気がする。
空の表情はいつも違う。
雲ひとつない青空、鈍色の雲に覆われた曇り空。毎朝撮った空の写真に詩を添えていた。
同じ空の下のどこかにいる誰かに、自分の言葉を届けたかったのかもしれない。
空を見上げることは、あの頃より減ったかもしれないけれど、その想いは変わらない。
空の青。
透き通るスカイブルー。
心にも色があるなら、わたしの心は何色だろう。あなたの心はどんな色?
空の青。
孤独な夜明けのブルー。
この同じ空の下のあなたは今なにを想う?
空の青。
気高い黄昏のブルー。
青く蒼く暮れる夕暮れに沈む空の青。
唇に微笑みを。
いつか見た青空を心に。
わたしは此処にいる。