Italia&Forchetta

イタリア話、時々イタリア語。

≪あいづち≫など

2006-05-28 | イタリア語

「あいづち特集を!」との声ありまして…、今日は久しぶりにイタリア語ブログです。
思いつく限り書いてはみましたが、他にもいっぱいありますよねぇ。
「これは?」というのがある方はぜひとも追加で書き込みお願いします。


何だか≪あいづち≫というより普通の会話文に…。
最後の方は疲れてしまって説明自体ありません。ごめんなさい。
その時はイタリア語からイメージを!^^


Ah si'?
 語尾は上げます。
     ①(優しく発音)初めて耳にしたときの軽い驚き「そうなの?」
      ②(大袈裟に発音)「そうなの????」
-Dai, ora tocca a te.
-Ah si'? Scusami, ma oggi sono un po' con la testa per aria.

-Lo sapevi che Giulio si e' sposato?
-Ah si'? E quando?

Ah no? 今度はNoです。^^ 同じく語尾を上げて。
           「(ネガティブな文に対して)そうなの?」
-Quest'anno non mi danno le ferie.
-Ah no? Come mai?

Davvero? / Veramente? 「本当?」
-Marco e Sara si sono lasciati.
-Davvero? Perche'?

Ma va  
①(マヴァ? 語尾↑) 「あっ、そうなの?」
-Con un tocco di zenzero, le polpette diventano ancora piu' buone.
-Ma va? Allora lo provo la prossima volta.
*映画に出てきた文です。

 ②(マヴァ~!語尾をだらしなくのばす) 「またまた~」「何言ってんの」 
-Il basilico del nostro giardino, sta crescendo talmente bene che e' diventato alto come me.
-Ma vaaaa!
*周りで大袈裟な語りをする人がいたら、軽く相手の肩を後ろから押すかんじのジェスチャーで「Ma vaaaaa!」と。

*Ma daiも使い方・意味ともに同じ。発音も「マ、ダイ?(語尾↑)」と「マッダ~イ!」
-Oggi ho fatto arrabbiare tanto il mio capo. Ora mi licenziera'.
-Ma dai, non esageriamo.

Gia'   
①(ジャァ~! 語尾長く) 「そうだった」「忘れてたよ~」
*「E' vero...」と同じ
-Ma tu non dovevi mica chiamare Sergio?
-Ah giaaaaa'... dimenticavo. Grazie per avermelo ricordato.

②(ジャ 短く) 「そうだったね」
*「Eh si'!」と同じ
≪スーパー買い物にて≫
-A casa non c'e' piu' zucchero.
-Eh gia', dobbiamo prendere anche lo zucchero.

Macche' 「とんでもない」
-Hai comprato la macchina nuova?
-Macche'! E' quella di mio papa'.

Caspita! 
①ポジティブ驚き、賞賛「こりゃすごい」
-La cena di stasera l'ho preparata tutta io!
-Caspita! Che brava!

②ネガティブ驚き「何だって?」
-Giacomo si e' rotto la gamba.
-Caspita! Che sfortuna!
  (俗語 : "Caz..! Che sfiga!")
*耳にする言葉かもしれませんので一応紹介してますが、あまり品はありませんので。
*ホーマー・シンプソンの奥さんマージの口癖は「Caspitalina~!」と可愛いです。

Che bella notizia! 
-Sai che Piera e' incinta?
-Che bella notizia!

E poi? / E allora? 「それで?」 話の続きを促す表現
-Ieri ho incontrato Fabio.
-E allora?
-Mi ha detto che non e' piu' assieme a Serena.

Va bene. 「わかった」「OK」
-Scusa, mi sto ancora preparando!
-Va bene, allora ti aspetto qua.

Beh / Be' 「まぁ」「何ていうか」 
-Com'era il film "Il codice da Vinci?"
-Beh, pensavo piu' interessante.

Ma non e' giusto! 「そんな~」「それはないでしょ!おかしい!」 理不尽
-La mia collega ha rubato la mia idea ed ha vinto pure un premio.
-Ma non e' giusto! Questo e' merito tuo!

Mah, chi lo sa! 「さぁ、わかんない」「誰もわかりっこない」
-Tu sai dov'e' Sandro?
-Mah! Chi lo sa! Lui non dice mai dove va.

In che senso? これはよく使います。Perche'?とは少し違いますが「なんで?」「どういう意味で?」
-Questo caffe' non e' buono.
-In che senso?
-Nel senso che e' un po' troppo lungo.

Ancora? / Di nuovo? 「またかい」
-E' arrivata la bolletta del telefono.
-Di nuovo? L'abbiamo appena pagata, si saranno sbagliati come al solito.

Ecco perche'. 「それでかぁ」 理由がわかったときの「そういう訳か」
-Ieri c'e' stato un indcidente in piazza.
-Ah ecco perche' la strada era bloccata!

Ma no!
①「何言ってんのさ!」「だめだめ」
-Oggi offro io!
-Ma no! Facciamo alla romana!

②(Ma noooooooo!!!!!・叫)「やめてぇぇぇぇ」
≪床掃除してまだ濡れているところを歩くうちのブンタ猫に≫
-Ma noooooooooo, Bunta!!!!!
 Non camminare li'! Ho appena passato lo straccio!
と、これは私の叫び。
≪誰かがゴールを外すと≫
-Ma noooooooooo! Ma perche'! Come ha fatto a sbagliare!
と、こちらはマリートの叫び。

Immagino. / Ci credo. 「わかるよ(想像つくよ)」「だろね」
-Oggi sono troppo stanco! (= distrutto, stanco morto, stanchissimo ....)
-Immagino. Hai lavorato tutto il giorno. Ora riposati! 
*「Gia' immaginavo.」 で「だと思ったよ」「そうなると予想していたよ」
*「Non ci credo.」で「信じられない」「うそでしょ」

Magari 何と訳せばいいものか…。「できれば・・・」のように願望・期待を表すかんじ?ここはたくさん例文を書いておくことにします。
-Oggi mi sono divertita tanto!
-Si'? Sono contento di sentire cosi'. Magari ci vediamo presto!

-Vuoi che ti accompagno?
-Magari. Grazie!

-Dai, magari non e' niente.
-Eh, speriamo.

-Quest'anno in ferie, dove vai? Vai in Spagna?
-Magari!
  「あっはっはー、だといいね」ぐらいの意味。

Mi dispiace   
①(サクッと・首を軽く横に振りながら)「う~ん、ごめんなさい」
≪レジにて会計≫
-C'hai spiccioli?   *小銭spiccioli=monete 
-No, mi dispiace, non li ho.

②(大きく遺憾の意を表して)「気の毒に」 
-E il tuo cagnolino, dov'e'?
-E' morto un mese fa.
-Oh, mi dispiace...
-Ha vissuto piu' di 15 anni. aveva una bella eta' anche lui.
*縁起のいい話ではありませんが念のために。
 人の
場合、親族に対しては「Condoglianze」と手を差し伸べながらお悔やみを。

Meno male! 「よかったね」
-Ieri mentre ho trovato la coda, ce l'ho fatta lo stesso ad arrivare in tempo.
-Meno male!

Appunto! 「そうだよ」「正にそう」 相手の言うことを強く肯定
A: Andiamo in Veneto domani?
B: No, e' troppo lontano!
C: Appunto, non avremmo tempo a sufficienza.

Non lo so. 「しらない」  *Boh 「さぁ」
-Di chi e' quella borsa?
-Non lo so. Forse e' di Giulia?

Per carita'! 「とんでもない」
-Non dirlo a nessuno, va bene? Soprattutto a papa'!
-Per carita'!

Stai scherzando? 「冗談でしょ?」
-Il tuo capo sembra gentile.
-Stai scherzando? Si vede che non lo conosci proprio.

E' assurdo. = E' una cosa assurda. 「ばかげてる」「何それ」
-Luigi mi ha dato la colpa di quello che e' successo.
-Ma dai, e' una cosa assurda. Tu non c'eri nemmeno in quel momento!

Che sfortuna! (俗 : Che sfiga!) 「ついてない」
-L'unica volta che non ho portato la patente, mi ha fermato la polizia.
-Uh, che sfortuna!

Non e' niente! / Non fa niente! 「どーってことない」
-Scusami se ti ho rotto la penna.
-Ma siiiii, non fa niente!

Capita spesso. 「よくあることさ」
-Mi sono bruciato un dito con il fornello.
-Ma si', sono cose che capitano. Metteci un po' di crema!
 


今日はこれでおしまい。
Ce l'ho fattaaaaa!!!!! ヽ(;´Д`)ノ


蜂に刺されたら…

2006-05-26 | イタリア話
これがビックリ、にんにくを擦りつけるらしいです。
効果は抜群!とのこと。
ただ、痛いのを選ぶか、臭いのを選ぶか。^^

今日ベランダでpisolino(お昼寝)していたSandro君が刺されてしまったらしく
マンマは迷わずキッチンへ向かったそう。

イタリア流お薬ということで。
(あっ、日本もかな??)



夏になるとこちらでは黄色のキャンドルがお店にたくさん並びます。
シトラスで蚊対策らしいです。
夏夜を外で過ごすには明かりにもなってちょうどいいのかな?

去年はうちの近くで蛍も見かけました。
今年はどうだろう。

食べてみたい?

2006-05-21 | イタリア買い物・食べ物

たまに食べたくなるものの中にヨーグルトがあります。
種類が沢山ありすぎていつも何にするか悩んじゃう。
最近はまっているのは"agrumi(柑橘系)"のヨーグルト、
そのほのかな酸味とプチプチ感が気に入っています。


ところで、
今イタリアではこんなヨーグルトが話題を呼んでいます。
↓  ↓
"FRUTTA & VERDURA" YOMO社より新発売
Fragola e Pomodoro (苺とトマト)
Mango e Zucca (マンゴーとカボチャ)
Ananas e Finocchio (パインとフェンネル)
Mela e Spinaci (りんごとホウレン草/これは
試してもいいかも。小松菜とりんごのジュース好きです。)
Mirtillo e Carota (ブルーベリーと人参)


トマトにフェンネル(ういきょう)と、とてもイタリアンなヨーグルト達。
どうなんでしょう…。 (*'ー'*)_■ イカガ?


Camogli

2006-05-17 | イタリア小旅行

リーグリア州はCamogliへと行ってきました。
今回の目的は海辺でリラックス。
そして、本場のフォカッチャ体験を!の二つでした。

CamogliはGenovaとPortofinoの間にある小さな町で壁画が有名なところのようです。
高いカラフルな建物、本物の窓も勿論ありますが、絵で描かれているものもあります。彫刻も一見本物のよう。お店の看板も立体的に付いているものはほとんどなく、ほぼ壁に直接デザインされています。見難いですが、写真左下の二つがそうです。

昨日は5月の平日ということもあって人は少なめ。でも照りつける太陽はありで、存分に夏気分を味わうことが出来ました。
ただ、海に入って泳ぐにはまだ水が冷たいです。

さてフォカッチャ!
さすがはリーグリア!
Focacceriaの数はPizzeriaよりもはるかに多くここはリーグリアなのだと実感します。
マクドナルドなんてありません。

あるお店から美味しそうなフォカッチャを手にした子供たちが出てきます。
「ここにしよう!」と、中へ入り注文します。
私は何ものっていないシンプルなものを、マリートは玉葱トッピングのものを選択。
店を後にし早速パクリといきます。
ん、違う…。
不味くはない、でも感動もない、何だかすごく期待はずれな味でした。
それはマリートにとっても同じだったようで美味しいと発しません。
オリーブオイルのジューシーさもなく、この程度のフォカッチャなら他でも食べれるなと。
究極の美味しいFocacciaを求め、二人別のところを探します。

車を止め海辺に来る途中に見つけたあの狭い路地の何ら飾り気のないFocacceriaを思い出し、そちらへ向かいます。
ここ、ここ。早速中へ。
白い半袖Tシャツからタトゥーをのぞかせた店主のお店は飲み物も水、コーラ、ビールしかありません。値段も紙にマジック手書きのものがペタッと歪んで貼ってあります。
さて、ここでの注文は、
私は玉葱トッピングのフォカッチャを、そしてマリートはフォルマッジョのフォカッチャを、でした。
Ciao!と店をあとにして海辺へと向かいます。
「ねぇ、ねぇ、紙にオイルが染み出るんだけど!」と大喜びの私。
これはかなりジューシーな証拠、期待も大です。
マリートも何気に急ぎ足。
マットを敷いて一枚ずつ写真をリーグリア記念に撮ってパクリといきます。

!!!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!

最初のところとは全然違います。
玉葱トッピングフォカッチャもさっきのは何だったの?という感じでとにかく美味しい。
幸せいっぱいです!
チーズの方はピザっぽいものを想像してしまいそうですがモッツアレラ使用ではないので全く別物でした。
「Questo formaggio sara'... "crescenza" o come si chiama... "stracchino"!」とマリート君。

先ほどのチーズ、確かにcrescenzaであったことがこのあと直ぐに判明。
というのも、絵葉書屋さんにてリーグリア料理のレシピ付きの絵葉書を発見したのです。Focacciaレシピも2種あって、そのうちの一つが"Focaccia di Recco"という名の、そう、マリートの食べたチーズフォカッチャでした。
記念に買ってきたこの絵葉書、レシピを紹介したいと思います。

"Focaccia di Recco"

Per 4 persone
-450 g di farina di grano tenero tipo 0
-250 g di crescenza (クリーム系のチーズ)
-150 g di acqua
-70 g di olio extra vergine di oliva
-sale q.b.(quanto basta)

Fate un impasto con la farina, 50 g di olio, l'acqua e il sale. Impastate bene, poi dividete l'impasto in due parti uguali e stendetele in due sfoglie sottilissime. Foderate con una sfoglia, una teglia oliata (33x36cm), lasciando i bordi alti; distribuite la crescenza a pezzetti e ricoprire con l'altra sfoglia sigillando bene i bordi ed eliminando eventuale eccesso di pasta. Irrorare con il rimanente olio. Incidere a tratti la superficie e cuocete in forno pre-riscaldato a 180 gradi per 15 minuti e poi 5 minuti a 200 gradi. Servite appena sfornata.


ちなみにReccoとはCamogliの隣町、どうやらそちらの名物フォカッチャのようです。
それにしても美味しかったなぁ。お店の住所はVia Garibardi 68, Camogliです。
また絶対行かねば!
Focacciaのリーグリ値段、大体大きな一切れが1~1.5ユーロと高くありません。
子供たちもおやつ代わりなのか、海辺で並んで食べていました。


昨日はジェラートも大当たりでした。
すごく暑かったのでさっぱりめが一味欲しく、Limone。
それとお勧めであろうPistacchioにしました。
こんな文句を見ては頼まないわけにはいきません。 → "pistacchio siciliano puro"
マリートも一つはPistacchioで。
castagnaさんを真似て美味しそうな写真をと試みましたが、太陽ガンガン照りだったため溶け始めてます…。

さて、お味は???
文句なし!!!!かなり美味しい!!!!
くぅ~!!!!!!!!!!!!

Limoneはさっぱりしていて普通に美味しい、でしたが、このPistacchioはホント最高でした。
今まで色んなところで食べたけれどもここのが一番です。
ピスタチオ・ピスタチオしています。
表現力があまりに乏しく、上手くお伝え出来ないのがとても残念ですが、とにかく最高だったということで。^^

帰りの車でも二人してずっとこのジェラートとフォカッチャで話題は持ちきり。
ところでマリートに聞いて初めて知ったのですが、シチリアの"BRONTE"、Pistacchio名産の地だそうです。
そこで食べるジェラート、さぞかし美味しいんだろうなぁ~。

 


エアーショー

2006-05-15 | イタリア行事
昨日は知り合いに誘われヴァレーゼ湖へエアーショーを見に行きました。
丘の上から眺める人、湖を囲む通りに一時自転車やバイクを止めて眺める人、幸運にもそこに持ち家がありそこから眺める人、さらにはリッチにバルカから眺める人と色々です。
きっとバルカの上では小麦肌に水着、そしてサングラス姿なのだと思います。

私達はマリートが午前中仕事だったため全部を堪能することは出来ませんでしたが、それでもけっこう見れたほうだと思います。
というのも、本当は11時に始まるはずだったこのショー、結局14時頃までは何の動きも無かったらしいです。相変わらずだな、この国。(笑)

何機っていうんですかね。
専門的なことは全然分かりませんが、とにかく空高く舞い上がりエンジンを切っての急降下、そして「あっ、あっ」というところでエンジンが入りグーーーンと持ち上がる。おまけに宙をくるくる回り続けたりと…
こんなのを目にすれば私も興奮します。
なので周りの飛行機マニア達は私以上の興奮。
そうでなくともイタリア人の反応は大袈裟^^なので余計そういう風に見えました。
 
「Ma tu sai, quanto e' veloce quel'aereo? Puo' superare la velocita' del suono! E quelli che fanno quelle manovre con quegli aerei sono davvero dei pazzi!」
「E' un genio!」
「Maaaaaamma mia! (きつめに手を合わせ指先にキスするかたちのジェスチャー付)」
「Mah, ti rendi conto! (手を合わせ前後に振るジャスチャー付)」
「Sono pazzi! Guarda che e' pericolosissimo eh.」
「Ma quanto ci sara' tra quel'aereo e l'altro. Forse 20 metri, o forse meno ancora! Se si dovessero toccare si distruggerebbero completamente!! Brrrrr.」

ショーも終わりに近づき私も気合が入ります。
でもでも肝心な時にいつでも不機嫌で機能しない私のカメラ。今回も見事にやってくれました。
9機並んでの飛行、上空時にイタリア国旗カラー噴出(Le frecce tricoroliと呼ぶそうです)、
あの素晴らしい瞬間をカメラに収めることが出来ませんでした。
くぅ~!!!!!
周りのイタリア人からも普通に「あれを撮らなくてどうする!」って言われてしまいました。
本当、あれを撮らなくてどうする自分!って感じです。
マリートも「僕が撮ればよかったぁ」って。
皆してとても感じが悪かったです。 Ψ(ー´)ΨΨ(`▽´)ΨΨ(`ー)ψケケケケ


    ◆        ◆        ◆


さて、母の日報告です。
マンマへは手作りプリン(マリートも手伝いました。)にミニ花を添えて贈りました。
混ぜるだけとはいえ息子の作ったプリンに大喜びなマンマでした。
パパはというとわけの分からない言い訳をしていました。(笑)
「先週は間違えたわけじゃないんだよ。一週間前に言っておいたからゆっくり準備出来だろう。予測してたのさ。ギリギリに準備するのは僕自身が嫌いだからねぇ。旅行に発つ時も僕はかなり前もって準備を始めるよ。こうすると忘れ物もないからね。
…(まだまだ続く)」^^

Esquire

2006-05-13 | イタリア買い物・食べ物
今日も天気がいい!
朝早くから洗濯機をフル回転、バナナケーキを焼く為オーブン・オン。
テレビからは笑い声が聞こえ、最後に掃除機。
まもなく

「ピューン」

と鈍い音。
どうやらブレーカーが落ちてしまったようです。
何度となくカチカチと試しますが一向につきません。
ので、一旦中断。

こちらの家へ引っ越してから一度もこういうことが無かった、というのは言い訳ですが、どこをつけたらいいのか???。
とりあえず狭い家の中それらしいものを探します。
直ぐに見付かりはしたものの、ここに異常は見られません。
では下かな(garage-cantina近く)?、自分の部屋の番号を確認しますがここも異常なし。
おかしいなぁ、あとはどこだろう?建物内の電気は問題なくついているしで、やっぱり私のとこだけだしなぁ。
ぷらぷらしましたが結局わからず諦めてマリートの帰りを待ちます。

一時間後マリート帰宅、その足で建物の外側にあるメーターを見に行きます(鍵が必要)。
そうか、ここなのね。
これで次回からは問題なし、ひとりでも大丈夫です。
ただその前に、何でもかんでも一度につけないよう心がけだけはしたいと思います。

ちなみにこういう状態、イタリア語でも色々あると思いますが
「E' saltata la corrente.」をここでは紹介しておきます。

それにしても…
電気が使えないというのはこんなにも不便なものかと改めて思いました。
うちはガスの点火にも電気が必要。オーブンもガスがよかったのですが残念ながら電子。
こんな感じでお昼の準備も全然進みませんでした。
冷蔵庫も暗いし、洗濯機は途中だし、PCもテレビもダメだし、ブンタ猫はグースカ寝てるし…。

せっかくのお天気、外で雑誌でも読もう!と決め、何冊か適当に運びます。
随分前にも読んでいるはずの雑誌ですが記憶薄く、読み返すと新鮮そのもの。
こんなに面白い内容だったっけ?
ちょうどお昼前だったこともあって食べ物の話ばかりに目が行きます。
そのうちの一つですごくお勧めのものが!
"Esquire"、以前日本より持ち帰ったイタリア特集の雑誌です。

「トスカーナ、スローフードを旅する」と題してあって
中には美味しい情報が満載。
チンタ・セネーゼという幻の豚、カメリー二兄弟自慢の蜂蜜、コロンナータ村のラルド、赤紫色をしたチェルタルドの玉葱、オルベテッロのボッタルガ

色々と語りたいけれども写真つきで、しかも生産者側の話しつきでの方がより楽しめるとの思いからここで止めておきます。
興味のある方は是非、"Esquire" (FEB 2003 Vol.17 No.2)をご覧下さい。
私はお昼の後も片付けを終え、再び読み耽けり。
郷土料理は大切にしていきたいものですね。

パパ…

2006-05-08 | イタリア行事
お昼を食べ終わり、マリート&ブンタ猫と一緒に庭で一休み。
今日はとてもいいお天気です。気持ちいい~。

蝶を追い回すブンタを眺めていると電話が鳴っています…。

「プロント~♪」、いつも元気なヴェネトパパからでした。
「マンマに聞こえるといけないから小さな声で話すね。今日は"Festa della Mamma(母の日)"だよ。二人とも忘れてるかもと思ってね。ブンタは元気かい?うちでご飯食べるの好きだから恋しがってないかい?また連れておいで。じゃあね。^^」
と一方的なお喋りの後電話を切ります。
パパはいつも話し出すと止まらず、こうなんです。人の話をも遮ります。(笑)

マリートにもそのことを伝え、
「今日だったんだね~。テレビでもあまり騒いでなかったから気付かなかったよ」
そして一緒にマンマへ電話を入れます。
「今日母の日だからね、おめでとう!」
電話の向こうにいて姿の見えないマンマですが、声の様子からも嬉しさいっぱいなのが伝わってきます。
今日この後マリートが仕事でなければ直接お祝いに行ったものの…
明日行こう、に落ち着きました。
マンマも「ありがとう。私も忘れていたわ。Sandro(マリートの弟・実家暮らし)にはまだ何も言われてないわ。まったく用事のある時だけねぇ。」
と笑いながら言っていました。

が! Sandro君は正しかった…。
何と私達4人が母の日だと思っている今日(5月7日・日曜日)は普通の日曜日だったのです。マリートが仕事へと行ったあと、郵便受けのチェックへ。来週からのスーパー広告あり、目を通します。本のように綴ってあるタイプの広告でページを捲っていくと「Auguri!Festa della Mamma!」の文字。

えっ!? (。_。?)

はて!? (゜ー゜?)

と思いカレンダーに目をやります。
すると、タタタターン!今日は第一日曜日!極々普通の日曜日です。
イタリア、 Festa del papa'(San Giuseppe)は曜日に関係なく毎年3月19日なので日本とは違うのですが、Festa della Mammaは5月の第二日曜日と日本と同じなのです。

ヴェネトパパ頼みますよん!┐(´ー`)┌

ということで、
来週の日曜日にもう一度お祝いすることになりました。(笑)


p.s. マリートは今日が母の日だと思ったままお仕事に行ってます。です。はい。^^

Ehon -filastrocca acqua e sapone-

2006-05-06 | イタリア絵本

Filastrocca acqua e sapone per bambini coi piedi sporchi

「水」がテーマの本です。
カエルがティーカップに入っていたり、犬がからだをプルプルプル~ッとして皆が水玉模様になったりでとても可愛いのです。
この本はGiovanna ZoboliさんとMaja Celijaさんによるもの。この可愛らしい絵が気に入って今回もGiovannaさんの本に。絵と照らし合わせながらどうぞ…。

 
Si lava il rospo, si lustra la rana.

Candido splende l'orso d'Alaska.

Nelle cucine dei ristoranti, piatti e bicchieri sono brillanti.

Nella stagione della pioggia, i pachidermi si fanno la doccia.

Si lecca il gatto, l'ispido pelo.

Nella pozzanghera rotola il cane...


子供向きの絵本とはいえ、けっこう難しい単語が含まれていますよね。
辞書引きしたりといい勉強になっています。
この絵本の裏表紙にはこんな文が書かれていました。

Ogni giorno, il mondo si sveglia e si lava: animali, esseri umani, persino automobili e strade sono attraversati da una corrente di acqua e sapone. E' l'onda allegra che corre attraverso le pagine di questo libro, travolgendo ogni cosa con il suo ritmo incalzante, fino a raggiungere i bambini che non amano l'acqua.

水嫌いの子供たちへ向けた本だったようです。
タイトルも"Filastrocca acqua e sapone per bambini coi piedi sporchi"と、泥んこまみれ(汚れた足)のバンビーニだったなって。
最後のページも子供たちが大きな浴槽で泡風呂の中、遊んでいました。^^

Buttati subito dentro la vasca e dacci dentro con acqua e sapone!

色んな「acqua」を通して…
水嫌いの子供たちへ親しみを、かな?もう絵本の虜です。

すっごく長くなってしまいましたが最後に「acqua」を使ったイタリア語の表現も紹介したいと思います。Gianlucaさんに手伝ってもらいました。^^
状況をイメージしながら読んでみて下さいな。

Acqua in bocca
=bocca chiusa/silenzio!

Essere all' acqua di rose
=non essere nulla di speciale

Essere come il diavolo e l' acqua santa
=essere una cosa opposta

Fare un buco nell' acqua
=non riuscire a fare una cosa

Somigliarsi come due gocce d' acqua
=essere uguali

Affogare in un bicchier d' acqua
=perdersi alla minima difficolta'

Avere l' acqua alla gola
=non avere piu' tempo

Essere come un pesce fuor d' acqua
=sentirsi a disagio

Fare acqua da tutte le parti
=avere un sacco di problemi, di difetti

Trovarsi in cattive acque
=trovarsi in una situazione non molto buona

Gettare acqua sul fuoco
=cercare di far tornare la pace

Ognuno tira l'acqua al suo mulino
=ognuno pensa ai propri interessi

fare la scoperta dell'acqua calda
=scoprire una cosa che esiste gia', una cosa ovvia

E'acqua passata!
Si dice quando si perdona una persona. :-)