美容室シンデレラ 心に響くエッセンス

人生を歩んでいくうちに出逢う沢山の喜びや哀しみ
乗り越えなければならない大きな壁にぶつかった時
そっと読んで欲しい

スベらない話・どうしても許せなかったじぃの巻

2016-09-26 00:23:47 | スベらない話

今回は、普段温厚を装っている?

わたくしがマジギレした事件を

投稿したいと思います。

私のサロンの近くにある

生ゴミステーションでの話です。

或日のこと、ゴミ収集車が生ゴミを

回収したあと、私は汚れた道路を

ものすごくきれいにほうきで掃いて、

更に、熱湯の入ったバケツを何度も

サロンから運び、デッキブラシで道路

をこすり、それはそれは気持ちの良い

美しいゴミステーションにいたしました。

すると、そこに自転車の前かごに

大きなゴミ袋を1袋と後ろの荷台に

大きなゴミ袋1袋、そして片手にも

大きなゴミ袋と、合わせて3つの袋を

持ったじぃがやって来て、掃除した

ばかりのゴミステーションにドサドサッ

とゴミを捨て置いたではありませんか!

   《゚Д゚》《゚Д゚》

信じられないその光景に、一瞬

目が点になってしまった私でしたが、

次の瞬間・・・

あまりにも非常識なそのじぃが心の

底からマジで許せなくなり、

「こらぁ〜!!!!」っとものすごい

大声で叫んでしまったのです

   ヽ(`Д´)ノ

自分でも驚きました。

わたしってこんな大きな怒鳴り声を

出せるんだヽ(;▽;)ノ

そして、すかさずじぃににじり寄り、一言

いってやりました。

「ちょっと、おじさん!ゴミの回収はもう

終わっちゅうのに、、なに考えちゅうが!

そのゴミ、すぐに持って帰ってや!」

するとじぃは言いました。

「あ、ゴメンゴメン、でも、今はちょっと

持って帰れんき、少しの間ここに

置かしちょってや。後で絶対取りにくる。」

この一言が更に私の怒りに拍車をかけ・・・

「ようこんなところにしゃあしゃとゴミが

捨てれるよね!それに、わたし、今の今

きれいに掃除したばっかりながよぉ!」

  ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ

私は今にも頭の血管がキレるんじゃぁ

ないかと思いました。

「そんなに怒りなやぁ。ほんとに後で取りに

くるき。」

ちょっとおびえるじぃ(´д`)

しかし!そう言いいつつも、じぃは自転車

にまたがると、ゴミを放置したまましゃあ

しゃあと帰ろうとするではないですか!

その瞬間、私はとうとう堪忍袋の尾も

ブチキレテしまい、

「ウソばっかり言いな!絶対に取りに

来やせんくせに!!」

そう叫んだ私は、じぃが捨てたゴミ袋の

全てを両手に持ち、逃げるじぃの自転車を

前方から阻止し、自転車の前かごと、後ろの

荷台にゴミ袋をGAN!と乗せ、そのまま

後方からじぃの自転車を思い切りキックして、

勢いをつけてあげました。

  (o ̄∇ ̄o)♪

ゴミ袋を乗せたじぃの自転車は西の方向に

豪快に滑るように走り去って行きました。

 

と、ここでこの話は終わりかと思いきや、

このあと、実はものすごいオチがあるんです。

   ( ̄◇ ̄;)

非常識なじぃをキックで見送ったあと、

東の方から全然知らないおじさんがメチャ

拍手しながらこちらの方向に走って来ます。

パチパチパチ!!!!

そして私の目の前までやって来ると、

蔓延の笑みを浮かべながら言いました。

「お姉さん、アンタはエライ!ワシは

さっきの一部始終みよったでぇ!

ものすごい大声がしたき、振り向いたら

アンタが叫びよったき、近くまで来て

見よったら、本当に気持ち良かったで!

最高やった!

アンタみたいな人が町には1人はおらな

いかん!」

   (//∇//)

そのおじさんの一言で、ふと我に返った

私は、死ぬほど恥ずかしくなり、一秒たり

とも、その場には居たたまれなくなりまして

   (>_<)

そのおじさんには絶対に知られたくなかった

ので、ものすごく遠回りをして、コソコソと

サロンまで帰ったのでした。

 

自分がお店なんかやってると、ご近所では

しとやかに、可憐に素敵な人で居たかった

のに、あのじぃのお陰でそれまでのわたくしの

イメージが音をたてて崩れ去ってしまった

「高知のはちきん事件」でした

ーおしまいー ( ̄▽ ̄)