今回は、普段温厚を装っている?
わたくしがマジギレした事件を
投稿したいと思います。
私のサロンの近くにある
生ゴミステーションでの話です。
或日のこと、ゴミ収集車が生ゴミを
回収したあと、私は汚れた道路を
ものすごくきれいにほうきで掃いて、
更に、熱湯の入ったバケツを何度も
サロンから運び、デッキブラシで道路
をこすり、それはそれは気持ちの良い
美しいゴミステーションにいたしました。
すると、そこに自転車の前かごに
大きなゴミ袋を1袋と後ろの荷台に
大きなゴミ袋1袋、そして片手にも
大きなゴミ袋と、合わせて3つの袋を
持ったじぃがやって来て、掃除した
ばかりのゴミステーションにドサドサッ
とゴミを捨て置いたではありませんか!
《゚Д゚》《゚Д゚》
信じられないその光景に、一瞬
目が点になってしまった私でしたが、
次の瞬間・・・
あまりにも非常識なそのじぃが心の
底からマジで許せなくなり、
「こらぁ〜!!!!」っとものすごい
大声で叫んでしまったのです
ヽ(`Д´)ノ
自分でも驚きました。
わたしってこんな大きな怒鳴り声を
出せるんだヽ(;▽;)ノ
そして、すかさずじぃににじり寄り、一言
いってやりました。
「ちょっと、おじさん!ゴミの回収はもう
終わっちゅうのに、、なに考えちゅうが!
そのゴミ、すぐに持って帰ってや!」
するとじぃは言いました。
「あ、ゴメンゴメン、でも、今はちょっと
持って帰れんき、少しの間ここに
置かしちょってや。後で絶対取りにくるき。」
この一言が更に私の怒りに拍車をかけ・・・
「ようこんなところにしゃあしゃとゴミが
捨てれるよね!それに、わたし、今の今
きれいに掃除したばっかりながよぉ!」
ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
私は今にも頭の血管がキレるんじゃぁ
ないかと思いました。
「そんなに怒りなやぁ。ほんとに後で取りに
くるき。」
ちょっとおびえるじぃ(´д`)
しかし!そう言いいつつも、じぃは自転車
にまたがると、ゴミを放置したまましゃあ
しゃあと帰ろうとするではないですか!
その瞬間、私はとうとう堪忍袋の尾も
ブチキレテしまい、
「ウソばっかり言いな!絶対に取りに
来やせんくせに!!」
そう叫んだ私は、じぃが捨てたゴミ袋の
全てを両手に持ち、逃げるじぃの自転車を
前方から阻止し、自転車の前かごと、後ろの
荷台にゴミ袋をGAN!と乗せ、そのまま
後方からじぃの自転車を思い切りキックして、
勢いをつけてあげました。
(o ̄∇ ̄o)♪
ゴミ袋を乗せたじぃの自転車は西の方向に
豪快に滑るように走り去って行きました。
と、ここでこの話は終わりかと思いきや、
このあと、実はものすごいオチがあるんです。
( ̄◇ ̄;)
非常識なじぃをキックで見送ったあと、
東の方から全然知らないおじさんがメチャ
拍手しながらこちらの方向に走って来ます。
パチパチパチ!!!!
そして私の目の前までやって来ると、
蔓延の笑みを浮かべながら言いました。
「お姉さん、アンタはエライ!ワシは
さっきの一部始終みよったでぇ!
ものすごい大声がしたき、振り向いたら
アンタが叫びよったき、近くまで来て
見よったら、本当に気持ち良かったで!
最高やった!
アンタみたいな人が町には1人はおらな
いかん!」
(//∇//)
そのおじさんの一言で、ふと我に返った
私は、死ぬほど恥ずかしくなり、一秒たり
とも、その場には居たたまれなくなりまして
(>_<)
そのおじさんには絶対に知られたくなかった
ので、ものすごく遠回りをして、コソコソと
サロンまで帰ったのでした。
自分がお店なんかやってると、ご近所では
しとやかに、可憐に素敵な人で居たかった
のに、あのじぃのお陰でそれまでのわたくしの
イメージが音をたてて崩れ去ってしまった
「高知のはちきん事件」でした
ーおしまいー ( ̄▽ ̄)