いまだ原稿地獄であがいてますが、来週からはいよいよ<インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン>が始まります。
<インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン> 公式サイト
期間:10月11日(金)~18日(金)
会場:東京 オーディトリウム渋谷
埼玉 SKIPシティ(12日(土)~14日(月))
大阪 シネヌーヴォ(19日(土)~25日(金))
『愛するがゆえに』
2012年/原題:Ashiqui 2
監督:モーヒト・スリー
主演:アーディティヤ・ロイ・カプール、シュラッダー・カプール
【ひとこと】ミュージシャンとクラブ歌手の恋を、数々の名曲に乗せて贈る現代インド版『スター誕生』(TV番組ではなくて、昔のハリウッド映画です)。主演の新人2人も必見。アーディティヤ・ロイ・カプールは、映画会社UTVの社長であり、ヴィディヤー・バーランと結婚したシッダールト・ロイ・カプールの末弟。
『セルロイド』
2013年/原題:Celluloid
監督:カマル
主演:プリトヴィー・ラージ、シュリーニワーサン、マムター・モーハンダース
【ひとこと】元はマラヤーラム語映画のよう。インド映画の黎明期、映画に情熱を傾けた青年を描きます。見たい!
『魔女伝説』
2013年/原題:Ek Thi Dayan
監督:カンナン・アイヤル
主演:イムラーン・ハーシュミー、フマー・クレイシー、カルキー・コーチリン、
【ひとこと】何やらオカルトチックな作品のよう。『血の抗争』のフマー・クレイシーの、別の顔を見てみたい。
『フェラーリの運ぶ夢』
2012年/原題:Ferrari Ki Sawari
監督:ラージェーシュ・マプスカル
主演:シャルマン・ジョーシー、ボーマン・イラニ
【ひとこと】IFFJの赤丸オススメ作品とか。『きっと、うまくいく』のシャルマン・ジョーシーが、息子を愛するよきパパ役で奮闘。その父親役は何と!ウィルス学長を演じたボーマン・イラニが扮しています。著名クリケット選手、サチン・テーンドゥルカルのフェラーリを巡って、ちょっと変わった物語が展開していきます。
『ゴー・ゴア・ゴーン』
2013年/原題:Go Goa Gone
監督:ラージ・ニディモル、クリシュナ・D・K
主演:サイフ・アリー・カーン、クナール・ケームー
【ひとこと】「インド初のゾンビ映画」らしいのですが、それってインドのゾンビだから? とツッコミたくなる点も。前半、ムンバイで交わされる若者3人の4文字言葉満載セリフが面白かったです。あそこにはどんな字幕が???
『ハウスフル2』
2012年/原題:House Full 2
監督:サージド・カーン
主演:ジョン・アブラハム、アクシャイ・クマール、アーシン
【ひとこと】リシ・カプールとランディール・カプール(リシの兄でカリーナー&カリシュマーのパパ)兄弟がいがみ合うところから始まり、ジョンにアクシャイ、リテーシュ・デーシュムクにシュレーヤス・タルパデーと豪華メンバーがドタバタを繰り広げます。
『私のラブストーリー』
2013年/原題:Saadi Love Story
監督:ディーラジ・ラタン
主演:アムリンダル・ギル、ディルジート・ドーサンジュ
【ひとこと】元はパンジャービー語の映画?
『茶番野郎』
2013年/原題:Nautanki Sala
監督:ローハン・シッピー
主演:アーユシュマン・クラーナー、クナール・ロイ・カプール、プージャー・サルヴィー
【ひとこと】『ドナーはヴィッキー』のアーユシュマン・クラーナーが舞台俳優に扮し、自分が助けた自殺未遂青年の恋を成就させようとしますが...。シッダールト&アーディティヤ・ロイ・カプールの弟クナールが、ぬぼ~っとした青年を好演。
『ワダラの抗争』
2013年/原題:Shootout at Wadala
監督:サンジャイ・グプター
主演:アニル・カプール、ジョン・アブラハム、カングナー・ラーナーウト、ソーヌー・スード
【ひとこと】DVDは手元にあるのにまだ見ていない...。俳優のメンツに期待が高まります。
『ターバン魂』
2012年/原題:Son Of Sardar
監督:アシュヴィニ・ディル
主演:アジャイ・デーウガン、ソーナークシー・シンハー、サンジャイ・ダット、ジュヒー・チャーウラー
【ひとこと】パンジャーブを舞台にしたドタバタ・コメディ。
『テーブル21番』
2013年/原題:Table No 21
監督:アーディティヤ・ダット
主演:パレーシュ・ラワル、ラージーウ・カンデールワール
『少年ビームとバリの王様』
2012年/原題:Chhota Bheem(アニメーション)
【ひとこと】インドで大人気のアニメ・シリーズの劇場版。映画祭を手伝っている友人は、「よくできてて面白い」と言っていました。下が「少年ビーム」のキャラたちです。
『僕はクリシュナ』
2013年/原題:Main Krishna Hoon(実写+アニメーション)
監督:ラージーウ・S・ルラー
主演:ジュヒー・チャーウラー、リティク・ローシャン、カトリーナ・カイフ
【ひとこと】アニメ部分は3D版。実写部分がなかなか楽しめます。YouTubeに冒頭部分がアップされているのですが、そこに出てくるジュヒー・チャーウラーのほか、豪華ゲストが登場するようです。
『マンゴーとありふれたお話』
年/原題:Aam Kahani(短編)
【ひとこと】ヒンディー語では、「マンゴー」も「ありふれた、普通の」も「アーム」と言います。
『移動映画館』
年/原題:Touring Talkies
『インド婚活狂想曲』
年/原題:Much Ado about Knotting (ドキュメンタリー)
『なぜ貧困か』
年/原題:Why Poverty(ドキュメンタリー)
【ひとこと】映画祭を手伝っている友人が、「この作品は必見です!」と言っていました。ほんとに短い作品のようですが、興味深い内容のよう。お見逃しなく。
では、オーディトリウム渋谷でお会いしましょう!
とてもバラエティにとんでい興味深いです。
日本にいたら行くのですが・・・・。
セレクションとしては、只でさえ上映機会が無いインド映画の上映なのに、続編ものを入れられてもというのが一番の感想ですね。
それでも、昨年上映した中から「デリーへ行こう」が公開決定なのはうれしい限り。今年の上映作品の中から、また何本か公開に繋がればいいのですけど。
それにしても、毎年不思議に思うのですが、東京映画祭は、何でインド映画が嫌いなんでしょう?
アジア最大級の映画祭と謳いながら、毎年世界最大の映画生産国の映画が、ほとんど上映されないっておかしいと思いませんか?
やっても、平日の昼間や深夜だけ。いい時間ではほとんどやる事が無い。中国、韓国の映画に比べて、その本数の少なさには、毎年ガッカリさせられます。
今年はインド映画がヒットしたので、期待したのですが、まだまだという事なのでしょうね?
Eros社の作品のみ、かつ新作、という制限がある中で、結構充実のラインアップになっていると思います。映画祭で多作品を上映する場合は、全作品がロードショー公開級、というわけにはいきませんが、3回券(私もこれを買いました)なら1本1000円なのでご損はないはず。
サントーシーさんは、残念ながら今はインドなのですね。下にアドレスを付けた『なぜ貧困か』のようにYouTubeで見られるものもありますので、ご家庭IFFで楽しんで下さいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=gklTtzNMNms
今年は字幕はずっとよくなっていると思います。IFFJでは字幕制作会社ホワイトラインの協力をあおいだほか、プロの方も一部制作に加わっており、またセミプロの方が仕上げのチェックをしているという話を聞いています。当日のオペレーションさえ問題なければ、東京国際映画祭とかにも劣らないのでは、と期待しているんですが。
また、「~2」というタイトルをご覧になって、「続編もの」と判断なさるのは早計です。前作がヒットしたのでタイトルに名前を借りただけで、ストーリーはまったくの別物ですから、安心してご覧下さい。俳優が共通していたり、プロデューサーが同じだったりすると、こういうことをやっちゃうんですねー、最近のインドは。
東京国際映画祭でインド映画の上映が少ないのは、ディレクターが選びたい作品がないからだと思います。あるいは、あってもその作品の公開が決まっていたりすると、上映できない場合もありますしね。
今年も、インド映画百年記念作品『ボンベイ・トーキーズ』の上映を期待していたのですが、実際に見てみると、あまり出来のよくないオムニバス映画でがっかり。これでは映画祭上映も無理だわ~、と思いました。
要は、優れたインド映画があるかないか、という問題だと思います。来年以降に期待しましょう!
プリトヴィラージさん主演なのですね。
時々テルグ映画やタミル映画にもご出演されていてお若いのになかなか難しい役どころを掘り下げて演じていらっしゃるとても演技力の良い役者さんで好きな役者さんの一人です。見たいと思います。
しかし、平日しかやらないようで…。休暇をとるしかないようですね。金曜の方を見に行こうかと思います。
奉仕園でお土産にいただいた立体シールのアニメは見たいなぁと。
あとは悩みますねぇ。
南インド映画のテルグやタミルの映画があれば迷わないんですがσ(^_^;)。
テルグ語映画ですが、『マッキー』の前評判がなかなかよいので、今回はヒンディー語吹き替え版ではあるものの、公開されるとこういう映画を作れるテルグ語映画界に注目が集まるのでは、と期待しています。
しかし『マッキー』、スディープの日本語版吹き替えに中村獅童を起用するなど、話題作りが実にうまい!
http://eiga.com/news/20131007/18/
辣腕配給会社アンプラグド、やっぱりすごいです。
スディープさんの吹き替え俳優中村獅童氏ですか…。自分にとっては、微妙な配役ですf^_^;。
スディープさんの低いトーンのイケボを表現できる声優さんいっぱいいらっしゃるのになぁ。有名なタレントを使わないと話題にならないのですよね…うーん。
拙ブログにも少し書いたのですが、テルグ語オリジナル版「Eega」を今日DVDが届いたので見てみました。お二人のコメディアンの方がご出演されていたのですが、一人の方の出演シーンがごっそり抜けていたんですね。
ヒンディダビング版はよくそういうことあるようで…。ストーリー展開の順序をごそっと編集していたり、「ミュージカル」シーン丸ごとなくなってたり…。
でも、この「マッキー」が流行らないとインド映画の特に南インド映画の行く末が明るくないので、「マッキー」が流行って南インド映画もどんどん輸入されて欲しいです。
「マッキー」頑張れ!
そういえば、忘れがちですが「マッキー」ってキャラ名ではなく、ただ単にハエって言ってるだけなんですよね。あくまで、ナーニ(ヒンディ語版だとジャニ)が生まれ変わったハエなんですよね。"マッキー"と呼ばれる歌手もいますしキャラ名と勘違いしちゃうかもしれませんね。
少しトーンが下がり気味になりましたが、マッキーも応援していきます。