アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

マクダル&福くん@『マクダルのカンフーようちえん』

2012-06-14 | 香港映画

『マクダルのカンフーようちえん』、やっと先日試写で見せていただいてきました。ああ~、マクダル、会いたかったよー。チラシをちょっと大きめサイズで付けておきます。

日本公開版の目玉は、何と言っても豪華な日本語吹き替え陣。上の写真のように、マクダルは鈴木福くん、幼稚園の同級生雌牛のメイちゃんは剛力彩芽さんが担当しています。メイちゃんの出番はそれほど多くないのですが、メイちゃんは賢くてお姉さんぶってる感じなので、年上の剛力彩芽さんのクールな声がピッタリ。

それにも増して、もうぴったんこカンカンなのが、鈴木福くんのマクダル声。香港版のマクダル声の坊やもかわいいのですが、それ以上に大物感が出ていて、ナイスなキャスティングです。純真無垢なのに世間知もあって、意図せずすごいこと言ってる感じが、福くんのしゃべり方とよく合っています。劇中マクダルはたびたび「えーん、えーん」という感じで泣くのですが、その泣き声も実に上手です。中盤からは、マクダルの姿を見て福くんの声を聞いているだけで幸せ~~~、という世界にハマってしまいました。

麥太(マクタイ)ことミセス・マクの前田美波里、園長先生のなべおさみも、香港版の呉君如(サンドラ・ン)と黄秋生(アンソニー・ウォン)と比べても遜色のない貫禄ぶり。シュールな展開に重しを付ける、落ち着いた声でとてもよかったです。公式サイトはこちら。あ、チラシの題字『マクダルのカンフーようちえん』は、鈴木福くんが書いたものです。「マルモのおきて」等でファンになった方は、絶対にお見逃し、というか、お聞き逃しなく。8月11日(土)からの、夏休みド真ん中公開です。

<香港版VCDカヴァー>

とまあ、最高の声優陣で再度見た『マクダルのカンフーようちえん』ですが、やはりストーリー的には少々理解が難しい箇所がありました。小ネタの連続だけで十分面白いマクダル物語なのに、ちょい大ネタに挑みすぎた、というところでしょうか。そんなこと言ってると、李小龍大兄(ブルース・リー兄貴)に「Don't think, feeeeel !!」とか言われてしまうかも知れませんね。いいんだ、マクダルが画面で動いているだけで満足なんだもん。

えー、この映画の公開を、わが家にいるマクダルたちも応援しております。まずは、ベビー版のマクダルとマクマグ。おむつカバーをしています(しっぽの出口が作ってなくて、フィット感に欠けます)。

その10倍くらいあるマクダル。汗マークが貼り付けてあります。

毎日酷使されている、マウスパッドのマクダル。もう5年ほど使っていますが、材質が劣化せず、丈夫です。毎日長時間スリスリしてるので、揉みだしダイエットになってるかと思えば、これが全然痩せません。マクダル、好強、ホントに丈夫だねー。

こんな袋物やパスケースもあります。左に描かれているのは、マクマグ、亀のファイ(輝)、マクダル、猫のダービー(得巴)、そしてメイちゃんです。

まだまだクリアーケースとかカレンダーとか山ほどあるんですが、最後にお宝を。作者アリス・マクさんが描いてくれた色紙のマクダルです。2006年に『マクダル・パイナップルパン王子』公開に合わせて来日した時、知人を通じていただいたもので、わが家の金メダル級家宝です~。

懐かしい、『マクダル・パイナップルパン王子』の公式サイトはこちら『マクダルのカンフーようちえん』も、今夏マクダル旋風を巻き起こすことを期待しましょう。

 

 


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