昨年お世話になった朝日カルチャーセンター名古屋教室。スグレモノの担当者さんのお陰で、自宅から発信したオンライン講座もミスなくできてホッとしたのですが、「また今年もどうですか?」とお声を掛けていただき、今回はハイブリッドでやることにしました。つまり、オンライン参加と教室参加の両方ができるスタイルです。というわけで、何年ぶりでしょう、名古屋にうかがうことになりました。この前行ったのが、シネマスコーレの木全純治さんに頼まれて行った、シネマスコーレ何周年記念とかだったと思うので、30年ぶりぐらい?(この辺、記憶が曖昧です...)名古屋には、私が敬愛するインド映画研究の同志もいて、もう長らくこの人とも会っていないため、その人とできれば奥さんも一緒に会いたいこともあり、ハイブリッドにしていただいた次第です。朝日カルチャーセンター名古屋教室は私も(てか、私でさえ)知っている栄のど真ん中にあるようで、名古屋探訪も楽しみです。
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2024年度朝日カルチャーセンター名古屋教室講座
「21世紀のインド映画:第1四半期(2000年~2024年)の攻防」
5月19日(日)13:30~15:00
講師:松岡 環
配信講座案内(割引あり):こちら
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21世紀が始まって四半世紀が過ぎようとしている今、この25年を振り返ってみると、北インド映画と南インド映画の攻防が本格化した時期だったと言えそうです。ボリウッド(ヒンディー語映画界)がインド映画に君臨していた時代は終わりを告げ、南インド映画が続々と興行収入トップ10に顔を出し、時にはその年の第1位を獲得することもまれではなくなりました。スターの知名度の高さはいまだにボリウッドの方が上ですが、そのボリウッドも、そして南インド映画界も、目下の悩みは新しいスターが誕生していないこと。インド映画はこの先どうなるのか――過去の四半世紀を踏まえて、これからの展望を見ていきます。
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とまあ大きく出た内容になっていますが、いつものように配給会社のツインさんにもご協力いただき(毎回ありがとうございます!)、日本で知られているスターの紹介から、今、インドで旬のスター(いるのか? 間もなくインドに行くので、現地のジャーナリストなどに会って教えてもらう予定)の紹介までをやってみたいと思います。ただ、ちょっと残念なのは、ツインさんから教えていただいた「『ガリーボーイ』は今年の3月で日本での上映期限が切れます」という情報で、ランヴィール・シンやシッダーント・チャトゥルヴェーディーの顔写真を『ガリーボーイ』から取って使わせていただこう、と思っていたのが当てがはずれました。うーむ、どうするか??? その結果がどうなったのか、ぜひご参加の上ご覧になってみて下さい。では、5月に栄でお目にかかりましょう!