週末ワイン 267

「ペッケニーノ レ・コステ 2006」

　色合いは今までのバローロの様に綺麗な夕焼け空の色合い。濃いめのガーネットにオレンジのニュアンス。東の空からゆっくりと漆黒の闇になって行く様の様な深みのある色調ですね(￣∇￣)ニヤリ

　抜栓したてはやや、少し硬めで閉じた香りです。フランボワーズのような甘酸っぱい香りがベースにあって、乾いたダンボール、熱々の石焼に水をかけた時の蒸気の匂い。

　時間が経てば香りも変化していきます。イチゴミルクのキャンディ、マッチのリン系の香り。キャラメルコーン。富山銘菓「月世界」のようなメレンゲ系お菓子のなんだか懐かしい感じ。アルコールのツンとした香りに加え甘いカシス系の甘く煮たコンフィ。いい香りがドンドンしてきますね(￣∇￣)ニヤリ

　飲んでみると程よいベリー系の甘酸っぱさにキュッと締まるタンニン。若干乳酸菌飲料のようなほっこりしたニュアンスがあり、ふわりと口の中に拡がるほんわかした甘い香りと飲み込んだあとにくる鼻腔への返りがとてもイイです(￣∇￣)ニヤリ♫

　この最後にくるキュッとした感じがこのワインのバランスを保ってる感じがして、これが無いとダレると思うんですよね、このワイン(￣∇￣)ニヤリ。

　今回のバローロはどれも特徴があってそれでいてちゃんと自己主張もしていてなかなか面白かったですわ。

　今回も美味しゅうございました(￣∇￣)ニヤリ♫