「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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ティターンズの旗のもとに

2018-04-10 00:41:16 | ガンダム
読了

去年の頭に買ったのをずっと放ったらかしで本棚から引っ張り出して、面白すぎて一気読み。

この「ガンダム」は久しぶりのヒットですね。

時代背景的には0085〜0088ぐらいでちょうど『グリプス戦役』前後ですかね(アニメ的にはΖ【ゼータガンダム】前後)

『デラーズ紛争』後、ティターンズが結成されてからティターンズ、アクシズ、エゥーゴと三つ巴のグリプス戦役の戦後処理として敗戦したティターンズ将校が地球連邦軍から策略的に次々と軍事裁判にかけられるなか、主人公の一人、元ティターンズ将校エリアルド・ハンター中尉も連邦の策略で新兵器の破壊など4種類の罪状を理由に軍事裁判にかけられるのですが連邦政府軍の元軍人で法務局勤務のコンラッド・モリスが誇り高き軍人の命を救おうと、連邦軍の策略から彼を救おうとする話。

この小説良いですよ〜、何が良いかって、このガンダム特有の「権力以外に誰も悪者がいない」って言う設定ですかね。一部、各軍の腐った上層部の連中の政治力や支配力に振り回されながらも、誇り高き軍人としての使命を全うする姿は読んでて、とてもグッと来ますね。

あとニュータイプって言葉が多用されてないです。自分の記憶では一回だけ。この点は「0083スターダストメモリー」と同じで潔いです。

話の内容的にも他のガンダムの話が出てきたり、描写があったりしてテンション上がります( ̄∇ ̄)ニヤリ♫

「この空域にシャア・アズナブルがいるらしい……」

このセリフだけでもテンションあがりますね。実際にシャアは物語の登場人物としては出てきませんが、第三者的な位置で登場してきます。これだけでも充分過ぎるぐらいの演出かと思います。

実際にアニメではティターンズはジャミトフやバスクの悪者のイメージがあって最終的にはシロッコの手に落ちて堕落して行く様が描かれて【ティターンズ=悪者】の図式がありましたが、この話ではティターンズ結成時の誇り高き志を持った戦士達、例えばアナベル・ガトーやランバ・ラルみたいなキャラクターがたくさん出て来るので個人的にはたまんない設定です。

興味があれば是非読んでみてください(^人^)





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