「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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週末ワイン予告2018年4月第1週目

2018-04-05 19:10:15 | 週末ワイン 
「エルミタージュ 2010」ドメーヌ・ベル

なんだかしばらくここ最近の週末ワインは優しい感じのが続いてたので、今回は少ししっかり系として「エルミタージュ」選んでみました。

まぁどちらかというと「しっかり」よりも「エレガント」なイメージですが、どのみち余韻も長いし、飲んでみてもわかりやすい方だと思うし、まぁちょっと飲んでみましょうよ、って感じで(^人^)

 ちなみにエルミタージュとは仏語で「隠れ家」の意味。ローヌのワインのそれぞれのアペラシオンを訳すと「皇教の新しいお城」「焼けた丘」「隠れ家」....調べたら出てくるんでしょうけど何かありますよね( ̄▽ ̄)ニヤリ♪

さて今回のワインのご紹介です。

〜〜ー以下資料抜粋〜〜〜

ロバート・パーカーは30年以上も前にベルのワインを飲んで以来、自身のお気に入りのドメーヌだと断言しており毎年このドメーヌに対する評価を欠かしていません。そしてその評価は近年さらに安定しており殆どが90点以上という非常に好ましいものです。また、ベタンヌ&ドゥソーヴガイドでは、ラルナージュの土壌のミネラルや立体感が高く評価されている上に、彼らが指摘するようにしっかりと樽熟成の期間を取ることで、マーケットに出ているヴィンテージより通常古いヴィンテージが、良い状態でリリースされているのも見逃すことのできない特徴のひとつでしょう。
北ローヌで最大の栽培面積を持つクローズ・エルミタージュは、隣り合うエルミタージュとは全く異なり、気軽に楽しめるワインが多く生産されています。11ある生産地域は東西南北に広がり、斜面や平地、粘土石灰や花崗岩、小石の広がる土壌など、様々なテロワールが存在する興味深い産地です。ドメーヌ・ベルはクローズ・エルミタージュでも北部に位置するラルナージュの村にあります。1600年代、ラルナージュ城の周りではすでにブドウが栽培されており、その土地とブドウはラルナージュの君主の所有でした。1769年、クロード・フランソワ・ミュールという新しい君主の決定により、小さな区画が住民に分け与えられたことがきっかけとなりワインが村の主要な特産物となっていきます。ドメーヌ・ベルの歴史は、クローズ・エルミタージュの土地に長く根付いています。先代から土地を譲り受けたルイ・ベルは、ブドウ栽培に力を注ぐ一方、ワイン造りにはあまり興味を示さず1933年にはタン・レルミタージュ協同組合の創設メンバーとして丹精込めて育てたブドウを売ることで土地を拡大。その後1970年、ルイから息子のアルベールへ畑が譲渡された時には4ヘクタールの畑がありました(ラルナージュとタン・レルミタージュの村)。大きな変化がもたらされたのは1990年、醸造学を修め戻ったフィリップが父と新たなドメーヌを築こうと近代的かつ機能的なセラーを建設したことに始まります。現在25ヘクタールの畑は4種類の土壌に分かれており、ワインの味わいはそのテロワールがしっかりと反映されています。クローズ・エルミタージュ北部に位置するラルナージュの大きな特徴は、陶器にも使用されている「カオリン」という白い粘土石灰質土壌。フィリップによると、この土壌から生まれるワイン(白のテール・ブランシュと赤のキュヴェ・ルイ・ベル)にはボリュームがありながらもフレッシュさが備わるとのことで、それは特に暑いヴィンテージに顕著に顕れるそう。そして、クローズ最南端のポン・ド・リゼールで育まれたレ・ピエレルのキュヴェは柔らかさがあり、お互いにとても興味深い比較対象です。一方、エルミタージュの大変崇高な美しいミネラル感は圧倒的な存在感があります。

以上。

エルミタージュ久しぶりかなぁ〜、飲んだみたい人はぜひぜひお待ちしております(^人^)
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