週末ワイン 237

「ヴォーヌ ロマネ 1er cru オー・ブリュレー 2004」ドメーヌ ミシェル・グロ

あまり熟成感のないまだまだ若々しい色あい。綺麗なルビー。グラスの淵が若干朱色が混ざった感じ。液体もネットリしてていい感じです。

開けたては全然香りが立ち上がってこなくて「あれ？」と思ってましたがしばらくして少しずつですが香りが出てきます。

独特な薬草系のニュアンスですがこれが結構残りますね。

マジックインキや黒板チョークのような香り。しばらくしてこの香りも消えてきて段々と甘さを含んだ赤い小さな果実系のニュアンス。ウメやオレンジリキュール、ミカクトウの甘露飴、甘酸っぱいグミキャンディのような香りがプンプンし始めます(￣∇￣)ニヤリ♬

飲んでみるとまず梅などの酸味系のアタックがきてその後すぐに仄かに甘いイチゴやフランボワーズと云った甘酸っぱいニュアンスが口の中を覆います。その後すぐにビシッとしたタンニンが口の中を締めてくれて鼻に抜けるフワッとした余韻がこのワイン全体のバランスを素晴らしく保っていると思います。

余韻も比較的長めです。いつまでも鼻の奥に香りが残ってるような……そんなニュアンスです(￣∇￣)ニヤリ♬

2日目の方が香りが妖艶。完全にキてますね、これは驚いた！♬

香りの質感が上がってイチゴのコンフィチュール、コアントロー、ドライフルーツ、フランボワーズのリキュールを煮詰めたニュアンス……艶っぽい香りです(￣∇￣)ニヤリ♬

飲んで見ても酸味系の角が取れて赤い果実系の仄かに甘いニュアンス、ほどよいタンニン、そして飲み込んだ後の鼻の返りが「ふわり」と立ち上がって、気分の良い感じになります。余韻も長い(￣∇￣)ニヤリ♬

2日目の方が断然美味い。こういうのって久し振りだなぁ。飲んでて楽しくなる。美味しい！