週末ワイン 215

「シャトー・ラグランジュ1992 サン・ジュリアン」

綺麗に熟成した感じ満載のクリアなガーネット。グラスの淵の色合いは結構薄目で真ん中に進むに従って濃いグラデーションとなってグラスのないの液体をイイ感じで演出してくれてます。

 凝縮度も高め。ねっとりした感じが尚、美味しそうに見えてしまいます（笑）

 スモークウッド、イチジク、セイジ等のハーブ系の香り、そして堆肥などを含んだ腐葉土の香り。結構複雑です(￣∇￣)ニヤリ
 
 フルーツなどのフレッシュな感じが無く、逆に酸味も渋みも甘さも含んだような香りがまとまった様な熟成香がとてもイイ感じです。

 飲んでみるとまだしっかり酸味がありますね。ただその酸味の中に焦がしバターやクリームのようなマッタリ感が存在します。ほんの少しカシスのような甘酸っぱさもあって、そして最後にキリッとしたタンニンが口の中を〆てくれる……とてもバランスがいいワインです(￣∇￣)ニヤリ

 時間が経てばまた面白い香りがしてきそうなポテンシャルもありますね。

  2日目でもまだイケる(￣∇￣)ニヤリ 味のバランスがとても良くクイクイッと飲めちゃいます。酸味もタンニンも落ち着いて非常に飲みやすくなっています。ただ香りの複雑性は残ってますね。これはこれで美味しいです(￣∇￣)ニヤリ

 とても美味しゅうございました(￣∇￣)ニヤリ