「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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週末ワイン予告2017年3月第1週目

2017-03-03 03:22:18 | 週末ワイン 
「エルミタージュ2009」E・ギガル

3月です。年度末ですね( ̄∇ ̄)ニヤリ♫

「出会いと別れの月」と言えば聞こえはいいですが、我々にとっては「決算」の月です(笑)

こんな時に風邪ひいてる場合では無いのですがこの月を無事乗り越える為にもギュッと中身の詰まったワインでも……と思ったらローヌ系ワインが飲みたくなりました( ̄∇ ̄)ニヤリ

ローヌ系の中でも我々にとって税務署から逃げ隠れて飲むのに最適な場所でも(実際に税務署から隠れたら犯罪ですがw)と考えてたら「エルミタージュ」って名前のワインがあるじゃないですか(笑)

んなわけで今回のテーマは「エルミタージュ」です( ̄∇ ̄)ニヤリ♫

記念すべき最初の『隠れ家』は隠れるには勿体なさすぎる「E・ギガル」のご紹介♫

〜〜〜以下資料抜粋〜〜〜

ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと急激に大成長を遂げた。

「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いている。

初代エティエンヌ・ギガルは1924年、14歳の時に1781年創業の老舗メゾン、ヴィダル・フルーリィ社に入りワイン造りを修業。1946年に独立した。
1961年にエティエンヌの後を継いだ2代目のマルセルは、80年代になって父エティエンヌがかつて奉公していたヴィダル・フルーリィを傘下に収め、これにより、当時、ヴィダル・フルーリィが所有していたラ・テュルクの畑も手に入れることになる。

1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手。
ちなみにこのシャトーの領主であったモジロン伯爵には金髪(ブロンド)と栗毛(ブルネット)の娘がおり、これが今日のコート・ロティを土壌的に隔てたふたつの丘、コート・ブロンドとコート・ブリュンヌの語源という言い伝えがある。
シャトー・ダンピュイは7つの区画からなるコート・ロティであり、まさしくコート・ブロンドとコート・ブリュンヌの両テロワールがブレンドされた、素晴らしく調和のとれたスタイルとなっている。

さらに2001年にはジャン・ルイ・グリッパとド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収。
サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出した。
2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加したが、こちらは独立したブランドとして醸造、および販売。

今日ギガルはローヌ全体におよそ60haもの自社畑を所有している。
そしてメゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、醸造学のディプロマをもつ3代目のフィリップ。

先の三つ子のコート・ロティはじつに40ヶ月もの長期間にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となる。
その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガルはシャトー・ダンピュイに樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているのだ。

とかく単一畑のコート・ロティやコンドリュー、エルミタージュの上級キュヴェばかりに目が向きがちなギガルだが、メゾン共通のラベルで統一された、ネゴシアンもののアイテムもすこぶる質が高い。
コート・ロティ・ブリュンヌ&ブロンドはムーリーヌやテュルクでなくともギガルの底力を知ることのできる精緻な造り。
最もベーシックなコート・デュ・ローヌでさえ赤はシラー、白はヴィオニエを主体とするところに、北部ローヌの造り手としての矜持を感じざるを得ない。コストパフォーマンスはすこぶる高く、味わい的にも汎用性が高いため、ビストロの定番ワインにはうってつけである。

品質に妥協を許さないギガル。コート・ロティを中心とする北部ローヌの盟主として、ますますの発展が期待される。

ギガルのエルミタージュは、ボーム、メアル、ベサール、エルミットの区画のぶどうを使用。温度を調節しながら4週間の醸し発酵。50%の新樽率で40ヶ月樽熟成を施す。

ステンレスタンク発酵、新樽率50%、アンフィルタード、熟成期間は36ヶ月、シラー100%です。

以上。

興味ある方は是非隠れに来てやってくださいませ( ̄∇ ̄)ニヤリ♫
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