週末ワイン予告 10年04月第4週目

「ニュイ・サン・ジョルジュ 1er cru　クロ・デ・ラルロ1999」ドメーヌ・ラルロ

　今現在で言えば「ドメーヌ・ラルロ」と言えば「ヴィオディナミ農法」と謳われるほどその存在を確立してきたドメーヌですが完全にヴィオディナミに移行したのは2003年から。

　元々は1.5haの小さな場所でのみの試験的な試みとして1999年に始めましたがその後2002年までには10haまでにヴィオデナミ農法の畑を増やしその結果葡萄本来の旨味とノンフィルタードからくる液体の濃さがドメーヌ・ラルロの持ち味として形成されてきました。

　今ではパカレやシャソルネイと云ったある意味「自然派」の先駆者としてその地位を確立しております。　

　もともとは、大手保険会社が経営するドメーヌで醸造担当のジャン・ピエール・ド・スメ氏はデュジャックの指導を受けた人物。

　個人的にはこの「旨味濃縮系」の造りってデュジャックとかパカレとかの特徴として捉えてはいるんですけどもやはりラルロもその系列なんですよね・・・たぶん。

　んで今回のワインはドメーヌ・ラルロとしてはヴィオディナミ農法を始めた最初のヴィンテージとしてある意味どちらかと言えば「今では飲めない」ワインとして（笑）飲んでみたくないですか？(￣▽￣)ニヤリ

　このドメーヌは「ロマネ・サン・ヴィヴァン」も所有しておりますがモノポール（単独所有畑）である「クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ」やこの「クロ・デ・ラルロ」の方が代表的ですね(￣▽￣)ニヤリ・・・・でもやっぱり「ロマネ・サン・ヴィヴァン」は気になるぅ（笑）

　さて・・・興味のある方は是非飲んでみてくださいね(￣▽￣)ニヤリ