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しーさるの鉄日記

JR西日本2022春ダイヤ改正(和歌山線)


JR西日本の2022年春のダイヤ改正、和歌山線(和歌山~五条間)では朝夜を中心に列車を見直すことになった。去年秋の改正で、データイムの和歌山~粉河間列車が廃止され、粉河以西も毎時1本となったわけだが、今回の改正でさらに本数を減らし、夜間やデータイムの毎時1本の時間帯が拡大する。今回の改正で、廃止になるのは、平日4本、土休日5本で、平日は12本が区間短縮となる。

まず、五条方面始発列車の和歌山発を5時35分から30分に繰り上げる。但し、3駅目の布施屋で5分停車してその先の時刻は改正前と変わらない。次に9時04分の天理経由奈良行を、橋本~五条間で区間廃止して、和歌山発9時15分に繰り下げる。このことで、橋本~五条間の下兵庫、隅田、大和二見では1時間40分近く開くことになる。県境区間とはいえ、駅間が短いので、3駅間以内の移動だったら、列車を待つより歩いた方が早い。和歌山での時刻繰下げで、大阪方面からの接続は和歌山着8時55分の普通からの9分接続から、9時08分の紀州路快速からの7分接続となった。橋本着は10時08分から10時22分に繰下げとなるため、平日は10時18分の急行難波行、土休日は10時18分の急行極楽橋行に接続しなくなり、35分の急行難波行や40分の天空への接続となる。

データイムは和歌山発15時21分の橋本行を廃止することに、データイム毎時2本となるのは14時台だけになる。14時台だけ粉河行を残したのは、通学需要が見込めるからだろう。16時20分の王寺行は粉河行に短縮変更、粉河以東が70分開くことになる。18時24分の橋本行は18時30分に繰下げ、粉河行に短縮する。時刻を繰り下げたため、後続の快速との時間差が短くなり、粉河に着いた6分後には快速が着くようになった。

19時01分、56分の五条行については粉河行に短縮変更する。改正後19時00分発は18時51分の快速五条行のすぐ後なので大きなタイムラグは発生しないが、改正後20時00分発が粉河止になることで、粉河以東は60分のタイムラグが発生する。なお、18時台から20時台までは快速を除いて、00分発、30分発と分かりやすくする。20時54分の五条行も橋本行に短縮変更して、21時10分に繰り下げる。次の列車も時刻を繰り下げるので、橋本以東は約30分間隔だったのが80分開くことになる。時刻を繰り下げたため、和歌山着20時49分の紀州路快速からの接続が、20時59分の紀州路快速からの接続に変わる。なお、18時00分発から20時30分発までは普通の和歌山の発車時刻を00、30で揃えてわかりやすくする。

平日運転の和歌山発21時57分の橋本行は廃止とする。21時29分発の五条行を40分発に繰り下げるが、30分ほどだった間隔は70分に拡がる。21時29分発は40分に繰り下げたため、16分着の紀州路快速からの接続が34分着の紀州路快速から接続に変更となる。

一方、和歌山行は五条発7時20分を橋本発7時50分に短縮変更する。五条~橋本間では、先行列車の9分後の設定だったから、そんなに不便にはなってない。高田発7時42分の和歌山行については、部分廃止して五条から先の運転を取り止める。また、その1時間後に和歌山に到着する橋本発9時52分も廃止する。粉河発で見た場合、9時台は03、26、10時台は01、25とあったのが、9時台は03、59となり、10時台は消滅して、次は11時01分となる。王寺発9時26分の和歌山行は、29分発に繰下げ、五条~橋本間での運転を取り止め、橋本発10時30分とする。このことで五条~橋本間は1時間50分以上開くことになる。王寺発だったのが橋本発になったため、和歌山着11時44分が37分に繰り上げとなり、40分の紀州路快速に新たに接続するようになった。

夕方は王寺発15時09分(五条発16時03分)の和歌山行きを五条~粉河間で区間廃止する。また、五条発17時20分を粉河発に短縮変更する。その代わりに橋本発17時02分の五条発16時30分として延ばし、王寺発15時06分の普通から30分で接続させる。このことで五条発和歌山方面は、1536、1603、1720、1753となっていたのが、1536、1630、1753となる。80分ほどの間隔は後ろにスライド、30分前後の間隔はなくなり、54分間隔となる。

五条発17時53分の30分後に粉河発19時15分を新設、40分前後だった運転間隔を30分ほどに調整させる。新設の粉河発の一本後の五条発18時31分は39分発に繰り下げる。橋本では19分停車して28分繰り下げ、その先は停車時間見直しで粉河着22分繰り下げ、和歌山着は16分繰り下げの20時24分着となる。橋本から和歌山までは12分短縮した形だ。

そのあとは、五条発19時02分(高田発18時23分)、橋本発20時38分(土日運休)を区間廃止して、粉河発に変更する。五条発19時38分は橋本での7分停車を28分停車に拡大、20時20分まで停車して、廃止となった38分発になるべく近づける。20分以上の繰り下げは妙寺での停車時間見直しで11分繰り下げに、布施屋での停車見直しで、7分繰り下げとなる。和歌山着は21時17分から24分となったため、20分発の紀州路快速への接続がなくなり、50分まで待つことになる。なお、夜間時間帯の和歌山着については、19時24分から21時24分まで24分着、54分着の30分ヘッドとする。

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