●山陽本線
平日のみ運転の夜下り快速「サンライナー」2本の運転を取り止める。廃止対象となるのは岡山発19時55分と20時31分、4分くらい後に普通列車があるものの、福山到着は12分遅くなる。そのうえ、この普通列車は改正前より混雑が予想されるが、20時前後は微妙な時間帯だ。「サンライナー」が2本廃止になることで、平日下り10本あったのが8本となる。
下り「サンライナー」廃止に伴い、その折返しの福山発20時50分、21時50分も岡山まで平日も廃止に、このことで福山発で20時30分から21時07分まで40分近いタイムラグが発生、それ以外も30分前後の間隔となる。倉敷から先も伯備線の列車が間に入らないため、30分前後のタイムラグが発生する。岡山での新幹線への接続も後続の普通だと接続相手が「こだま」になるので、新大阪到着が遅くなる。
夜間は、岡山発24時04分の倉敷行が廃止に、岡山発23時37分の備中高梁行が最終となり、27分繰り上がる。つまり、北長瀬も備中高梁も最終列車の時刻が変わらなくなる。倉敷までの最終に接続する「のぞみ」も東京発20時33分だったのが、20時09分に繰上がる。
●瀬戸大橋線
金曜日、土曜日だけ運転の岡山発23時03分の茶屋町行が廃止となる。大元、妹尾、早島は23時12分の「マリンライナー」があるが、備前西市、備中箕島、久々原は、23時32分の最終を待つしかない。
●津山線
岡山発12時16分の金川行を廃止する。このことで11時35分発から13時05分発まで90分のタイムラグができる。しかも、13時05分発は快速「ことぶき」なので、備前原、玉柏、牧山、野々口は2時間30分開く。最大でも1時間間隔の他線区に比べれば利用しにくい。備前原、玉柏は、近くを両備バスが毎時数本走っているが、牧山、野々口は列車を待つしかない。
その折返しの金川発13時04分の運転も廃止する、こちらも先行列車は快速なので、快速停車駅の金川、法界院で43分のタイムラグが66分に、快速通過駅の野々口、牧山、玉柏、備前原で、91分のタイムラグが114分に開くことになる。県立岡山御津高校の需要があるため、送り込みの下り列車とともに設定されたものの、23分後の普通列車で十分という判断なのだろう。
夜間時間帯は、岡山発21時05分、21時40分、22時30分、23時06分と35-50-36分間隔となっていたが、22時30分発を廃止に、21時40分発を22時03分に繰下げ、60分前後の間隔とする。22時台の需要が少なくなったということなのだろう。その送り込みの津山発21時00分の岡山行も廃止する。このことで20時04分の快速ことぶきから21時40分の最終普通まで96分のタイムラグが発生する。快速ことぶき通過駅では、1時間50分ほどのタイムラグが2時間半前後となる。新大阪への最終も21時00分だったのが20時04分と1時間近く繰り上がり、博多より9分早かったのが、鹿児島中央と13分遅くなる。
●桃太郎線
総社発9時56分の岡山行と、その送り込みの岡山発9時02分の総社行を廃止する。このことで総社発で10時25分から約1時間毎だったのが、9時33分からに拡大する。岡山発も8時36分から9時29分まで開く。岡山発時刻はこの減便以外に変更はないが、総社発時刻は数分程度変更しているところがある。例えば総社発9時02分岡山着9時42分は、交換列車が廃止になったため、総社発9時06分岡山着9時44分と時間短縮している。
●因美線
津山発15時17分の美作加茂行を3分繰上げ、智頭行に延長変更する。それに伴い、津山発14時38分の智頭行の運転を取り止める。いわば、智頭行を36分繰下げ、美作加茂行を廃止した形だ。智頭行での時刻繰り下げで他路線からの新規接続はなく、接続時間が36分増えただけとなる。智頭行の繰下げで、智頭で鳥取行への接続時間は8分だったのが4分になるものの、鳥取着は45分遅くなる。
また、美作加茂発15時53分の津山行を廃止する。このことで津山行は13時34分から17時10分まで4時間半以上開く。但し、加茂駅前発15時39分のごんごバスに乗れば、たった200円でイオン津山まで行くことができる。このバスの存在が廃止の一因かもしれない。
●芸備線
新見発7時17分の東城行が、新見発7時04分に繰上げとなる。これによって、新見着6時57分の伯備線下り、備中神代着7時06分の伯備線上りからの接続時間が短縮される。
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