近鉄と四日市市は、内部線と八王子線を運営する会社「四日市あすなろう鉄道株式会社」を設立した。来春以降は、四日市市が鉄道施設・車両を所有、四日市あすなろう鉄道がそれを無償で借り受けて運行、営業業務を行う。
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最近までBRT化が検討されていたと思っていたのだけど、ようやく会社設立までに。これで1年後には、内部線、八王子線は近鉄から分離される。会社名は「あすなろ」ではなく「あすなろう」。数少ないナローゲージ鉄道を特徴づけるものである。この名称を中京圏で見ると「アスナル金山」が頭をよぎる。
全線の総延長は7キロで、銚子電鉄や流鉄よりは微妙に距離がある。現在初乗り180円であることを考えると、200、230、250という運賃体系になるのだろうか。駅降りや乗りつぶし的には近鉄のフリー切符が使えなくなるわけだが、どこも徒歩移動できる駅間だからな。
一部の車両に施されている車体広告も気になるところ。現状のスポンサーを維持するとともに、新しいスポンサーも募集してほしいところだ。車内広告についても、近鉄時代にはなかった地元企業を中心にしてほしいところ。でも、平均乗車時間が短いからな。
近鉄にとっては、伊賀線、揖斐線、養老線、北勢線に次いで5つ目の路線を手放すことになる。次は湯の山線でも手放すのだろうか。去年の改正でデータイムの本数が減ったし。
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