中国人観光客のビザ発給を緩和へ 「ゴールドカード」保有でOK
政府は10日、中国からの訪日観光客を拡大するため、ビザの発給要件を7月1日から緩和する方針を固めた。個人観光ビザは現在、年収25万元(約350万円)超を条件としているが、大手クレジット会社が発行する「ゴールドカード」を保有していることを条件にするなど中間層も取得できるようにする。
ゴールドカード所有者は年収がおよそ6万元(約85万円)以上となっており、カード会社の信用力を活用するほか、会社での役職や収入を総合的に判断して発給する方針だ。
世帯主が発給要件を満たせば、世帯主が来日しなくても2親等以内の家族にビザを発給できるようにするほか、北京など三つの在外公館にある申請窓口も、瀋陽、大連、青島、重慶を加え7カ所に増やす計画。
観光庁によると、中国からの訪日客数は昨年1年間で約
政府は10日、中国からの訪日観光客を拡大するため、ビザの発給要件を7月1日から緩和する方針を固めた。個人観光ビザは現在、年収25万元(約350万円)超を条件としているが、大手クレジット会社が発行する「ゴールドカード」を保有していることを条件にするなど中間層も取得できるようにする。
ゴールドカード所有者は年収がおよそ6万元(約85万円)以上となっており、カード会社の信用力を活用するほか、会社での役職や収入を総合的に判断して発給する方針だ。
世帯主が発給要件を満たせば、世帯主が来日しなくても2親等以内の家族にビザを発給できるようにするほか、北京など三つの在外公館にある申請窓口も、瀋陽、大連、青島、重慶を加え7カ所に増やす計画。
観光庁によると、中国からの訪日客数は昨年1年間で約