発表会後、
気持ちも新たにレッスンに励んでいます。
ポアントデビューをした皆さんもいます。
待ちに待った(?)トウシューズです
ポアントで踊るということは、見た目以上に
過酷です。
トウシューズは
今では誰でも買う事が出来るし、普通に売っています。
が、
「買ってみた。履いてみた。」
は、大変危険です。
レッスンを重ねて
ポアントに耐えられる骨や筋肉が出来て、
先生の許可が出てから徐々に
ポアントのレッスンに入ります。
早く履いたから上手に踊れるということは
ありません。
また、
たまに家でどんな練習をすればいいのですか?
と、いう質問を受けるのですが
家で、見よう見まねで自己流でやってみて
足が痛くなったり、怪我につながったりすることもあります。
どうしても何か家でやりたいのでしたら、
リボンが出ないように、きれいに早く履く練習。
ですか・・・ね
それよりも毎日ちょっとずつの
ストレッチなどをやったほうが、
結果的にテクニックや
自分の踊りの向上につながっていくと思います。
頑張りどころを間違わないように
バレエは非常に奥が深く広がりの大きな芸術です。
体を使って心や美を表現するわけですから、
そのためにはまず体を作り上げなければなりません。
体を作るには、その時期や練習の質や量などもあるし、
それぞれの体の条件などもあります。
残念なことに
バレエには近道はないので、
自分の体を知り、
地道に素直な気持ちでやっていくしかないのです。
そして、バレエはこれで終わりというところがありません。
「そこで納得してしまうと、それ以上成長しない」
「これでいいと思ったらおわり」
などという考え方のもとで修行し、私も生きてきました。
生活する上でも
その考え方は自然としみついてしまっていて
何かにつけ
もっと、もっと・・・これでよしじゃダメなんだ。
これで納得してはダメになる。
と、いつも思っているような気がしていました。
ある日
「だからいつも不満ばかりなんだな」
あ・・・・。なるほど・・・・・。
最近こんなことが多い気がする。
バレエでの事が世の中の事とちょっとずれてたりすること